FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜
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トラスティベル 〜ショパンの夢〜
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ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
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2015/11/30(Mon)
FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜
1日目 「私、おしゃべりするのが 一番の楽しみなんです」
4時間くらいプレイ

□初プレイ!
Wiiのタイトルの中でも抜群の雰囲気を放つ今作。
前々からプレイしたいと思っていたのですが中々売っているのを発見できず、ようやくプレイできる状態が揃ったのがこの時期でした。
タイトル画面からはじめからを選び、ゲームスタート。
少年の語り風のムービーが始まります。
ずっと一緒に住んでいた名前も知らないおじいさんが亡くなったので大地に葬り、少年は本当に一人になりましたとさ。
なんといきなり孤独な少年が主人公のお話がここから始まります。
操作画面に切り替わると、操作チュートリアル。
今作はWiiリモコンとそれに接続したヌンチャクを利用して操作します。
ヌンチャクのスティックで主人公を移動させ、リモコンを向けた方向によって見る方向が変わります。
Bボタンを押し続けるとその場から移動せず主観の探索モードになり、ポイントしているところに何かある場合にはAボタンで調べる事が出来ます。
始めの場面は家?のようなところ。
しかし灯りもなく真っ暗です。
わずかに差し込む光で近くにあるとわかるハンドルを回すと屋根が開くようなので、近寄ります。
Bボタンで主観にして、ハンドルにポインタを向けてAボタン。
ギイギイと開く音と共に天から光が差し込み、部屋の中の様子が少しわかるようになりました。
しかしそれでも、画面内はかなり暗くて近寄らなければ何があるのかもわかりません。
ブラウン管には厳しいゲームだコレ。

□屋内の探索
部屋の中に何かがあるのがようやくわかる程度の明るさになったので、まずは今いる場所の探索を始めます。
少し歩いてみると、扉を発見。
でもこの扉は開かないようです。
近くの机にはランタンが。
でも壊れていてつかないようです。
ガラスが割れた大きな箱。
この少年は、この家具は何に使うのかを知らないようです。
中々荒廃した世界なのかな……と思いつつ、灯りを求めて彷徨います。
部屋の中央には大きな天体望遠鏡が設置されているようです。
その側には螺旋階段があり、二階には小型天体望遠鏡のようなものが設置されていました。
足場のない向こう側には何か光るものが見えるのですが、辿りつけないのでひとまず諦め。
一階の壁の一部が開いていて先に進めるようなのですが、その先は暗すぎて明かりが無いと進めないようです。
でも光るものは何も見つからない……。
早速迷った。

□頼りの灯火
あまり広くない部屋の中を5分ほど迷ったところ、二階で新たな道を発見。
よく見ると細い板のようなものが対岸まで渡されており、その上を通って渡れるようです。
その先には先程見えていたけれど届かなかった蛍光色にふわふわと光る物がありました。
早速調べてみると、そこにはおじいさんが使っていた懐中電灯がありました。
画面の中に何かアイテムが落ちているところには蛍が漂って光っているらしいです。
ライトを有りがたく拝借すると、リモコンを向けた先を照らしてくれるようになりました。
今までほとんど色も判別出来なかった部屋の中で、照らした先だけが彩りを見せてくれます。
先ほど進めなかった部屋の入り口には、資料室という文字が書かれた張り紙がありました。
暗闇を照らしながら進んでいく、この行為には緊張と恐怖、ちょっぴりの興味と抜群の雰囲気が感じられます。
自分の足音しかしない部屋の中で、猫が鳴く声が聞こえるので、それが聞こえる暗闇の先へと向かいます。

□暗闇の先へ
資料室にはその名の通り、たくさんの本棚が立ち並び、その中に本がぎっしりと詰まっていました。
所々に奇妙な落書きがあり、中には顔のない人型のものがあったりと、どことなく不気味です。
本のジャンルはさまざまあるようで、中には意味ありげな単語を仄めかすようなものもありました。
しかし内容については全くわからないので、本棚の間を縫って先へ。
部屋の隅には机があり、その上には何かが乗っています。
調べてみようと近づくと、突然男性の低い声が聞こえてきました。
「しぶといな。
死んだと思って見に来たら、
まだほかに生き残りがいたか」
その声に振り返るも、照らす先に姿はありません。
一体声の主は何者かと思うと、その何もない虚空に突然仮面のような顔が浮かび現れました。
顔の裏側にはコアのようなものがあり、下部には触手のようなものが生えています。
左目から血の涙を流すかのような赤い線が伸びており、そのデザインはなかなかに恐怖心を煽り立てます。
誰だ!と問う少年に対して、仮面は答える義務は無いと一言発し、襲い掛かってきました。

□突然の来訪者
戦闘が始まると、画面左上に自分のHPのメーター、右上にはボスのHPのメーターが表示されます。
Aボタンで左手に持った武器を振ることができ、タイミングよくAボタンを押すと三連携までの連続攻撃に派生します。
初めての戦闘で、たまたま持っていた木の枝を必死に振り回します。
攻撃の判定は結構見た目通りのようで、敵にかなり接近しなければ当てることはできませんでした。
少年ということで敵も油断しているのか、数回攻撃を当てると「なんと脆弱な」と捨て台詞を置いてすーっと消えていきました。
距離感をつかむまでは苦戦することになりそうです。

□おじいさんの言葉
邪魔者が消えたので、机の上を調べてみることにしました。
そこにあるのは一通の手紙。
それは、別れが近いことを悟ったおじいさんが書き残した少年へのメッセージでした。
東には大きな赤い鉄塔があり、そこにはもしかしたら他にも生き残った人類がいるかもしれない。
私が死んだら、東へ向かうのだ。
いきなさい。それから、今まで、ありがとう。セト
その手紙は、不思議な青い石と共に置いてありました。
セトという名の少年は、人を求めて東へと旅立ちました。

□始まり
切ないピアノの旋律と透明感のある女性ボーカルが美しいオープニングテーマ「光」の調べに乗せ、オープニングムービーが挿入されます。
廃墟と化した建物のそびえる町を歩くセト、無邪気にネコと戯れる銀髪の少女、異なる場所にいる二人を中心に描かれているようです。
荒廃が進み人々が突然いなくなった世界で、誰とも言葉を交わすことの無い二人を映す絵の背景には、煌々と光る赤い塔が映り込んでいました。
セトはまだ見ぬ人を求め、東へと向かいます。
それにしてもこの女の子、すごい格好をしています。
裸足だし、無邪気だし、布切れ一枚着ているだけだし脇とかお腹の横っちょとか太ももとか見えまくりだし。
この子が映される度に、思わずドキッとしてしまいますね。

□夜空の出会い
荒廃した街の中、4車線の道路を歩くセトの耳に、突然歌声が聞こえて来ます。
満月が照らした歌声の主は、銀の髪、紫の花の髪飾り、青い服を身にまとった女の子でした。
崩れて倒れた柱の上に登って座りこみ、その歌声を静寂に響かせています。 その声に惹きつけられるように歩みよるセトですが、偶然落ちていた幼児用の音の出るサンダルを踏んでしまい、女の子に気が付かれてしまいます。
突然の音に注意を引かれた女の子は、振り向くとバランスを崩して地面に落ちて倒れてしまいました。
慌てて駆け寄るセト。
話しかけても反応が無いので、死んでないよね?と頬に手を伸ばします。
その頬に手が触れた瞬間女の子は目を覚まし、
「さわった」
と言葉を発しました。
じっと見つめてくる少女にしどろもどろになりながら言葉を返すセト。
「しらないひと」
そう言うと、セトの言葉に耳をかさずに少女は地下鉄と書いてある建物の中に入っていってしまいました。
「……さわった」
思わず、そう呟いたセト。
旅の中で『実際に触れる人』に出会ったのは、初めてだったのです。
その暖かさを持つ人影を追いかけて、セトも地下鉄の駅へと向かう階段を降りて行きます。
二人のいなくなった街を見つめるのは遠方に輝く鉄塔だけなのかもしれません。

□思い出その1
15歳当時のこの思い出を語る中性的な声の主。
おそらく、成長したセトなのでしょう。
今でも昨日の事のように思い出される、この出会いと語ります。

□声
どうやらセトがやってきたのは駅構内のようです。
壁面には飲み物やポスターが飾られ、売店があったりと人々の暮らしの跡が感じられます。
突然ゴォォォという地響きと共に天井のガラスは砕け散り、建物が老朽化しているようです。
少し歩みを進めると、機械のような、女性のような、声が聞こえてきました。
「たすけてください。
このままでは機能停止してしまいます。
私の防水処理は完全ではありません。
たすけてください」
誰かいますかぁ!というセトの呼びかけに、
「はい! はーい。 ここにいまーす。 早くたすけてください」
と応えるその声。
「ここにいまーす。
たすけてくださーい」
セトは声の主を探して駅の構内へと歩みを進めます。
Wiiリモコンで画面内をポイントすることは前述の通りですが、それを向けた方向から音がする場合には、Wiiリモコンに付いているスピーカーから音が鳴るようです。
なるほど、階段を降りた先……崩れた瓦礫の先から音がする。
しゃがんで瓦礫の中に空いた穴をくぐり抜け、その先へと向かいます。
くぐり抜けるとそこには、一つの小屋のような部屋がありました。
どうやら声の主は、そこにいるようです。

□パーソナルフレーム
扉を開けて部屋に入ると、ぴちゃぴちゃという音が足元から聞こえます。
どうやら雨漏りして浸水してしまっているようです。
空中に吊るされている無線機のような機械。
セトは吊り下げられた声の主を助け、両手に持って見つめます。
「私は、パーソナルフレーム
使用者の感情面に配慮する
対話型インターフェイス機能を
搭載した情報端末です」
ぼくは、と名前を伝えようとした刹那、再び地震の揺れに襲われます。
その機械は自分がナビゲートをするので早くここから脱出するように言い、セトはその機械をリュックのように背負いました。
「私はパーソナルフレーム、
通称PFと申します」
PFは機能を説明するために言葉を立て並べますが、再び揺れを感じたセトはそれを制し出口を探して歩き始めます。
機械的な音声とWiiリモコンの無機質なスピーカーとの相性は良くマッチしていると感じました。

□キャンプ
部屋を出ると、PFが近くに焚き火ができそうな場所があることを教えてくれました。
焚き火をすれば敵も寄ってこれないでしょう、とのこと。
敵って何!?と思ったけれど深くは考えないことにします。
このゲームでは各地に点々と焚き火ポイントがあり、そこを調べると休憩をすることができます。
休憩をするとHPが全回復し、その最中には道具の整理、セーブが可能です。
いわゆるセーブポイントですね。
そこで火を焚くと、PFが話しかけてきます。
早く脱出したい所ですが、この辺りには危険な敵がたくさんいそうなのでもっと強い武器を探しましょう、とのこと。
奥に武器がありそうな反応があるので、ここはひとまずPFの言うとおりに奥へと進むことにしました。

□PF
少し歩くと、またPFが話しかけてきます。
PFは、この先に私達に害をなす何かが潜んでいると言います。
とりあえず右に向かってくださいと言われて右のほうだね、と返すセトに、
「わかっていますか?
はしを持つほうですよ」
と注意するPF。
しかしセトは、
「あ、ぼくは、左で持つよ」
と答えます。そういえば武器も左手で持ってますね、うん。
「ええと、それでは……」
と困惑してしまうPF。 人間味が感じられますね。

□PFちゃん
少し歩くと、またまたPFが話しかけてきます。
「あ、そうだ、いい忘れていました」
何か物が落ちているところには、たくさんの蛍が飛んでいることを教えてくれます。
なんで蛍が飛んでいるの?と聞くセトの問いにPFは、
「ええと、それは……
夏だからじゃないですか?
たぶん……」
この子、結構いい加減な所もあるみたいですね。
ついでに移動中にもWiiリモコンを縦にすると、PFと話すことができることがわかりました。
早速リモコンを電話のように立てて見ます。
「え?なんですか?
すいません、
今ちょっと
気を抜いてました・・・」
もしかしてドジっ子か。ドジっ子なのか。

□強力な武器
さて、探索の続きです。
強い武器を求めて奥へ進むと、男子トイレがありました。
その奥には、何故か竹刀が落ちていました。
なんでこんなところに竹刀が落ちているのかは疑問でしたが、PFちゃんがこれなら戦えるというのでこれを拾って装備します。
このゲームのアイテムはマス目で管理されており、木の枝や竹刀は2マス、懐中電灯は1マスとなっています。
手持ちは今のところ3*4の合計12マスまで手に持てるようで、この枠内に入りきらないアイテムは拾えません。
他の有名ゲームで言えばバイオハザードのようなアイテム管理システムですね。
また、不要なアイテムはいくらでもかばんの中にしまうことができますが、その出し入れは焚き火でなければできません。
ひとまず竹刀を持って引き返します。

□害意を持った思念
PFちゃんが伝えたい事があるそうです。
思いを遺して亡くなった人の心が形を成して生きる人に襲いかかることがあるということで、要はセトは襲われてしまう可能性があるということだそうです。
その姿形は様々で、普段は目に見えない存在であるために光で照らし出す事が大事だそうです。
会話が終わると、突然におどろおどろしいピアノの旋律が流れ始めます。
近くを懐中電灯で探すと、中を舞うクラゲのような青く光る透き通った物が漂っています。
どうやらこれがその思念のようですが、竹刀で数回殴りつけると倒れてしゅわしゅわと消えていきました。
物理で殴れば解決だな。
(思っていたよりも結構怖いゲームでびくびくしている)

□約束
少し進むと何かが落ちていました。
拾い上げてみると、折鶴のようです。
PFちゃんが言うには、誰かの落し物かもしれない、とのこと。
PFちゃんは折鶴について説明してくれますが、見たことがあるのかと聞かれるとデータがメモリーされているだけです、と申し訳無さそうに答えました。
「そっか、じゃあさ、いつか二人で見れるといいね」
とセトが言うと、
「二人って、わたしと、ですか?」
と戸惑いながら問いかけるPFちゃん。
セトの返答を聞くと、「はい」と短く答えました。
この折鶴はアイテムの記憶を読むことができるアイテムで、焚き火に持って行くとエピソードを読むことができます。
早速焚き火に持って行くと、仲睦まじい親子の記憶を読むことができました。
この記憶を持ったアイテムは、各エピソードを声優さんがフルボイスで朗読してくれるため、なかなか聴き応えがあります。
今後もこのようなアイテムが多数存在するので、取り逃しの無いように進めていきたいところです。

□外を目指して
PFちゃんはシャッターを開けて地下鉄の線路から外に出られるはずだと言います。
しかし、セトがシャッターを持ち上げようとしても、シャッターは開きません。
PFちゃんがセトを応援する中、どんなに力を込めようとも、開きません。
再び周囲の状況を走査分析してみます、といった次のPFちゃんの言葉。
「って、あれ、えっと、その、
なんか、鍵がかかっちゃってる、かも」
ドジっ子だ。この子。
次は鍵を探すことになりました。
PFちゃんかわいい。

□鍵はどこ?
近くの掲示板を見てみると、何やら文字が書かれています。
調べてみると、
『シャッターの 、トイレに
 いった』
とメッセージが出ます。
グラフィックでは何か書いてあるところを見ると、きっとセトくんは漢字が読めないんだな。
その先を懐中電灯で照らしてみると、Wiiリモコンからグオオオオ…という不穏な音が。
少し進んでみると、先ほどの敵が群れで現れました。
どうやら敵がいる場所に向けると音がするようですね。
ついでに蹴散らす途中でレベルアップ。
おどろおどろしい雰囲気の中突然レベルアップするのでちょっと不自然ですね。

□不意打ち
先に向かうと女子トイレがあったので早速中に入ります。
奥に進もうとすると、なにやら敵の気配。
どこだ!と思いながら横歩きしながら敵を探します。
でも敵の姿はありません。
あれ?と思いながら少し奥に歩くと……!
突然、洗面台の上に備え付けの鏡から多数の手が伸びてきて、攻撃を受けてしまいました。
予想外の攻撃に驚きながらなんとか応戦しようと武器を振ります。
最初の攻撃で倒れていたセトが立ち上がり、武器を振ったのもつかの間、手から次の攻撃を受けてしまいます。
まずい、これは離れなければ……そう思っていますが、セトは立ち上がりません。
画面をよく見ると2発の攻撃でセトのHPは0になっていました。
セトの意識も思念体になってしまってしまったかのような映像が流れ、画面に表示される『了』の文字。
このゲーム、死ぬときはあっという間だ。

□謎のアイテム
気を取り直してさっきの焚き火のセーブから再開。
今度はトイレに入る前に、近くにアイテムが落ちているのを見つけました。
拾ってみると、謎のアイテムと表示されました。
謎のアイテムは焚き火に持って行くとどんなアイテムなのかが判明し、使えるようになるとのこと。
焚き火に持って行くと、先ほどの折鶴の母親と思わしき人物が事切れる寸前の意識を残した靴なのだとわかり、エピソードが読めました。
なかなか辛い話ばっかりだ。

□手・再戦
敵の場所がわかっていればそこまで恐ろしくはない、はず……。
ゆっくりと近づき、射程ギリギリの位置から1体ずつ倒していきます。
その数、ゆうに10体以上はいる。
結構集中して出てくるようです。
慎重に戦えばダメージを受けることなく倒せました。
あまりホラーに強い方ではない、というか怖がりなので心臓バクバクしていますが、適度にPFちゃんに話しかけて紛らわせます。
トイレの奥では、何かの鍵を見つけることができました。
75%の確率でシャッターの鍵だというPFちゃん。
セトはこれで進めるね、と喜びますがPFちゃんはいえ、75%で……と言葉を濁らせます。
でもそのほうが可能性が高いから大丈夫だよね!というセトに、PFちゃんもきっと大丈夫です!と言ってくれました。
登場人物が明るいのには救われます。

□長い付き合い
トイレから出ると、物陰から乳母車?のようなリヤカー?を引いたでっかいニワトリ頭の被り物をしたタキシードの紳士に話しかけられました。
珍しい物を集めているというその紳士は、お近づきの印にと回復アイテムをくれました。
そしてごきげんようと挨拶をすると、車を引いて立ち去ってしまいました。
彼が出てきた物陰を見ると、そこはコインロッカーが設置されているだけの一角。
とてもどこかを通ってきたというような場所ではありません。
一体何者なんだ……。

□アイテム屋
道中で敵との戦闘を終えると、何やら謎のアイテムを落としました。
焚き火に持ち帰ると、換金アイテムという扱いのアイテムになり、即座に所持金に加わりました。
そして焚き火にあたっていると先ほどのニワトリ頭が現れました。
どうやら所持金と引き換えにアイテムの売買をしてくれる模様。
彼はアイテム屋さんだったのです。
この先に多数の焚き火ポイントがありますが、彼は行く先々に神出鬼没に現れ、最後まで頼りになる存在となります。
でも、出てくるかどうかはランダムで必要な時に中々出なかったり必要ない時に何度も出たりするんですけれどね。

□外へ
シャッターを開けてホームに出ると、また地震が。
この先も危ない場所が続きますよ、注意してくださいと心配してくれるPFちゃん。
「あなたがこの先を無事に突破できる確率は……
いえ、きっと大丈夫です!」
PFちゃんがいるおかげでがんばれます。
ホームに降りるとワンワンワン、と初めて聞く音が。
近寄ると、犬の群れが現れました。
攻撃力が高く、鋭い突進攻撃を繰り出してくるので攻略法を見つけるまでは強敵です。
慣れるまで焚き火で回復しながら戦闘を繰り返し、レベルを上げて行きます。
駅のホームに止まっていた電車の中に入り込み、先へと進みます。
電車内に出てきた敵を叩き割り、先へ進もうとしたその時……。
『竹刀が壊れました』
このゲーム、武器を使っていると壊れることがあります。
耐久度とか保証とかは無いようです。
ランダムで壊れるようです。
壊れた武器は直せません、捨てましょうとチュートリアルが出てきました。
えぇー……。
列車内のど真ん中で武器を失い、丸腰で焚き火まで走って戻ります。
静寂の中、自分の足音だけがカツンカツンと鳴り響きます。
その音は心にも響きましたが、なんとか焚き火まで戻ることができました。
武器2本出さないと怖くて歩けない。

□朝焼け
トンネルを抜けると、そこに続く線路には陽の光と月の光が降り注いでいました。
PFちゃんと一緒に朝焼けに見とれるセト。
ここで、銀髪の少女の事を見かけなかったかをPFちゃんに訪ねてみました。
見たような、見なかったような……と返答に迷うPFちゃん。
そっか、見ていないんだね、とセトはがっかりします。
でも地下商店街は以前賑わいがあった場所だから、そこに行けばいるかもしれないとPFちゃんは言います。
そこには先程の駅まで戻る必要があるけれども、鍵がかかっているので先に鍵を見つけなければなりません。
この線路の先に続く倉庫に鍵がある可能性が高いからまずはそこに向かいます。
道中でネコを数匹見つけたのでねこじゃらしで遊んであげると、懐いてくれました。
だからといって特にメリットになることはなさそうですが、おどろおどろしい雰囲気が漂う今作ではこんな要素に少しだけ救われる気がします。

□女の子
倉庫の中に入ると、そこには女の子の姿が。
青白いオーラを発しています。
どうやら彼女はもう生きている体では無いようですね。
ですが、話は通じる存在のようです。
鍵を知らないかを聞くと、97%で探している鍵だという金色の鍵を見せてくれます。
でも、ただでは貸してくれない様子。
鍵を借りるために、女の子とかくれんぼで勝負します。

□真剣かくれんぼ
姿を完全に消してしまった女の子を探すには、Wiiリモコンのスピーカーから聞こえる音を頼りに位置を探すしかありません。
うふふ、と笑いかける女の子を探して、倉庫の中を歩きまわります。
3回目でようやく見つけた、と思ったら今度は負けないんだからーと再び隠れてしまいました。
慎重に探せば見つけ出せる!と時間をかけて位置を割り出し、一発発見!
と達成感を感じると今度は近づいてきたら逃げるからねーと言って再び隠れてしまいました。
足音を立てないようにゆっくり歩いて近づいて捕まえます。
ここ、人によってはかなり苦戦するかもしれませんね。
約束の通り、鍵をもらうことができました。
その代わりにとセトが折鶴を渡すと、女の子はおかあさんの!と喜びます。
この折鶴のエピソードで出てきた女の子と同一人物なんですね。
するとお母さんがすーっとその場に現れ、母子は言葉を交わし、抱き締め合いました。
そして二人は光に包まれると、天へと登って行きました。
またひとりになっちゃったかな、と呟くセトに、正確にはあなたは一人ではありません、と言ってくれるPFちゃん。
ありがとうPFちゃん。

□商店街へ
道を引き返し、商店街へ向かいます。
線路上には、先ほどまではいなかった犬の群れがいたりと苦戦しましたが、回復さえしっかりすればなんとかなりました。
駅構内の階段を登り、シャッターを開けて麻布台駅地下商店街へと向かいます。
かつて賑わったという商店街は、見事なシャッター街と化していました。
以前の姿は、今でも残る様々な看板を頼りに想像することしかできません。
シャッターがいっぱいあるこの地域では、気味の悪い落書きもたくさん見つかります。
ここの道中にも犬が出てきたりしましたが、もう戦い慣れて来てそんなに苦戦しませんでした。
途中で見つけた扉を通って、どこかの室内へと入りました。

□トラウマモンスター
ここで初登場となる敵キャラが出現します。
リモコンからはアハハハハハ、という笑い声。
戦闘になっても、敵の姿が見えません。
さらに響き渡るアハハハハ、という笑い声。
懐中電灯を振り回して敵の姿を探します。
照らしだされたのはなにやら人間の下半身の上に球がついたような半身だけの形状のような幽霊。
そして攻撃しようと近寄ろうとすると、再び姿を隠してしまいました。
「もーいーーかーーい」
ぎゃあああああああああああ!!
怖い!怖いって!やめて!もう出てこないで!
とにかく近寄って殴り倒すしかありません。
恐怖に耐えながら敵の群れを全滅させます。
おねがい、もう出てこないで……。

□PFたん
敵を片付けると、PFちゃんが話しかけてきました。
箱の中には壊せるものもありますよ、ほら、そこにある箱なんか簡単に壊せそうです、とそう言います。
試しに3コンボを決めて壊してみると、中から鍵が出てきました。
「すごい! すごいね! ここに鍵があるのわかってたの?」
と簡単するセトに、
「え、いや、あの、
ええ、も、もちろんわかっていましたよ」
と答えるPFちゃん。
棒読みかわいい。
PFちゃんのおかげでなんとかがんばれてます。

□やきもき
暗闇を照らしながら商店街を歩きます。
基本的には無機質な色をした白と黒の風景なのですが、時折照らした先に鮮やかな色のついた物が映るとぎょっとしてしまいます。
シャッター街に残る看板や意味ありげな落書き、たまに気味の悪い模様を眺めつつ先へ進みました。
地下街を抜けた先の通路には、あの女の子が描いたと思えるネコたちの落書きがありました。
この場にいない人間の話をするセトに、
「そんな子より、
私とお話したほうが楽しいのに・・・」
と口にしてしまうPFちゃん。
え、なに?と聞き返すセト。
君も主人公タイプの人間ですね、いろいろな意味で。
近くにあった扉の鍵を開け、倉庫の中に入ります。

□足音
PFちゃんに二人だから大丈夫です、と励ましてもらいながら先を目指します。
倉庫の中は棚が迷路のように入り組んでいたので、所々の木箱を破壊しながら道を探します。
道中でなんだかよくわからない落書きを見つけてPFちゃんとお話したりしながら先へ進むと、また地下街に出ました。
変なポスターが貼ってあったりたこ焼き屋さんやかつら屋さんを見つけたりと見どころはたくさんあります。
探索を続けると柱に案内図が貼ってありました。
ぐるりと回れるようになっている通路を歩くと、突然チュートリアルが表示されました。
その題名は、すごく壊れる床。
よく見ると確かに地面のタイルがヒビだらけになっていますね。
スティックをほんのちょっぴりだけ倒して、そろーりそろーり歩きます。
歩くたびに足元がシャリ・・・シャリ・・・と気味の悪い音を立てます。
もう少し歩くと、今度は壊れる床が。
こちらは通常の歩きやしゃがみ歩きでも通り抜ける事ができるようです。
崩れる足場を通り過ぎた先の扉に入り、ボイラー室を探索。
倒壊した金属扉に気が付かず上を歩いて自分の足音に驚いたりしながらも、旧商店街の鍵を拾います。
開かなかった扉の鍵を開け、更に先へと向かいます。

□旧商店街
階段を更に下って進んだ先は、先ほどまでの場所よりも更に古い商店街だとPFちゃんが教えてくれました。
「奥のほうから・・・奥のほうから・・・」
何かが感じられるらしいけれど、危険なので気をつけて進んでくださいとのこと。
何か感じたらしいのですが、はっきりとは教えてくれませんでした。
でも君と一緒なら大丈夫。
先へ進もう、PFちゃん。

□宣告
細い路地を進んでいくと、PFちゃんが話しかけてきました。
「急いでください。
どうやら私の活動限界が
近づいているようです」
「かつどうげんかい?」
「今は、今はまだ大丈夫です。
さあ、急ぎましょう」
えっどういうこと?
心の支えのPFちゃんがいなくなっちゃったら続けられる自信がありません……。
まさか、そんなことないよね?
その時が来ちゃったら心が折れてしまいそう。
まだずっと、一緒にいられるよね?

□旧地下街の探索
不安に駆られながらも、地下街の探索を続けます。
途中でくらげに7連続攻撃を受けたりしながらも、見逃しの無いように進めていきます。
ホテル従業員用通用口と書いてあるシャッターの行き止まりを見つけたりもしましたが、そこは通れないようです。
もしホテルなんてあったら怖すぎるし行けなくて、ちょっとだけ安心していました。
気紛れにPFちゃんに話しかけると、
「あのあの、私、
重くないですか?
ダイエットしなきゃかな・・・」
なんて言ってくれたり。 よかった、いつものPFちゃんですよね。
扉をくぐるとあはははははって声がリモコンから流れてくる。
ぎゃーまたあいつらかー!
やめろー!と叫びながら竹刀を振り回して応戦します。
今後も出てくるのか下半身……。
次の扉を開けると無事焚き木を発見、ようやく一息つけました。
この先は行き止まりのようだからなにかあるかな、と立入禁止と書いたドアを潜ります。
そこにはマンホールの口に繋がったはしごがかけられていました。
あそこから外に出れそうだ、ようやく出口が見つかった、そう思った矢先。
その時はやって来ました。

□沈黙
「あそこのはしごから
地上に出ることができそうですね」
「うん。でも、
ここには女の子はいなかったみたい」
「私は……私はお役に
立てませんでしたでしょうか?」
「ううん! そんなことないよ。
いてくれて助かったよ。ほんとに」
「そうですか……
それなら……よかったです」
そんなことないよ、って私の言葉とセトの言葉がリンクしました。
そんな会話の後、今までの温かい声と打って変わって、繰り返される機械的な声。
「バッテリーの残量が不足しています」
言葉の意味がわからず、慌てふためくセト。
そして。
「どうやら、ご同行できるのは
ここまでのようです」
「大変申し訳ありませんが、
許してくださいね」
どうしてって、セトが言葉を信じられない、理解したくないのだと聞こえる言葉を口にします。
「ふふふ、今度こそ、
私にたくさんしゃべらせてください」
「もうお分かりだと思いますけど、
私、おしゃべりするのが
一番の楽しみなんです」
そして最後の力を振り絞ったPFちゃんの言葉は続きます。
名前も知らない少年に別れを告げ、嬉しかった、楽しかった、会えてよかった、って。
目の前の機械は最後に優しい声で、「ありがとう」と言い、言葉を発しなくなりました。
「……ぼくの名前は、セト、だよ」

□別れ
セトは涙と声を漏らしながら、穴を掘りました。
形見としてPFのネジを1本、大事なものが詰まっている缶の中へと入れ。
墓を作り、死んでしまった人へと別れを告げます。
青年のセトが語るムービーが挿入され、一人になったセトは涙を拭い先へと進みます。

□新たな廃墟、新たな出会い
はしごを登った先を照らすと、不気味な豚のマスコットのような像が立つ広場でした。
遠くに見える三日月との間には、観覧車のようなシルエットが見えます。
ここは遊園地なのでしょうか。
初めて見る風景にすーっと吸い寄せられるように歩くセト。
ふと、背後に何かの気配を感じて振り返ります。
何もない、と視線を元に戻すと、目の前には男の子のような人型の顔がこちらを覗き込んでいました。
「なんだめずらしいな。
お前こんなところで、
なーにしてるんだよ!」
名乗ったセトを馬鹿にする少年は、クロウと名乗りました。
人に名前を聞く前に名乗るのが礼儀だとか、気安く話しかけんなだとか、俺が話すからお前は質問に答えればいいだとうか、妙にキザな態度の野郎です。
人間だと言ったセトがずいぶんと珍しい様子。
セトが相手をしているうちに、首に下げているタロットが気に入ったようです。
クロウはタロットをぶんどると、俺様がもらうぜと言い残して遊園地の中へと消えていきました。
次はクロウを探して遊園地の探索です。

□アイテム欄拡張
その辺に落ちていたアイテムを鑑定すると、小さなかばんを手に入れました。
これによって今までの3*4サイズの手持ちアイテムボックスから4*4のサイズに拡張されました。
敵が落とした換金アイテムですぐにアイテム欄が埋まってしまうため、これはありがたい。
そしてアイテム屋さんが虫取り網という新しいアイテムを売っていたので購入。
槍状の武器のチュートリアルが表示されました。
虫取り網って槍の武器なんかーい!
槍は1*3マスで細長い3マス専有武器のようです。

□初日おわり
新たな舞台へと移り変わったしキリもいいので、今日はここでプレイを終了しました。
初日の感想は、懐中電灯を照らして暗闇を探索するのは雰囲気がありすぎて臨場感溢れていると思いました。
プレイ前に思っていたよりもずっとずっとホラー要素があってびくびく怖がりながらのプレーでした。
そしてPFちゃんとの出会い、別れ。
ここまで辿りつけたのもPFちゃんに支えてもらったからです。
これからは1人での旅となるのでしょうか。
セトの思い出はまだ続きます。




2015/12/08(Tue)
FRAGILE 〜さよなら月の廃墟〜
2日目
3時間くらいプレイ

□巻きで
ちょっとあまりにも書き出す文章量が多くて終わりが見えません。
ここから先の日記は要点をかいつまんで、自分が書きたいシーンや印象に残った出来事を書くことにします。
初日の分は説明する事項が多かったので丁寧に書き記しましたが、今後は多少減るかもしれません。
それとPFちゃんのことはとても心に残ったのでできるだけ事細かに描写したかったのです。

続き、執筆中……。
少しずつ書いていきます。




2015/06/07(Sun)
トラスティベル 〜ショパンの夢〜
1日目 「これは私が見ている夢の世界なのですから」
6時間半くらいプレイ

□初プレイ!
発売当初にちょっと気になっていた本作。
箱○の配信準備をするのが億劫で購入してからしばらく積んでいました。
しかしこの頃の私の中でのRPG熱の高まりを受け、新タイトルに手を出そうと思い、この作品をプレイすることにしました。
タイトル画面からNew Gameを選択し、ゲームスタート。
開始直後に金髪の女の子が身投げをする場面のムービーが流れました。
穏やかではない始まり方。
次には、自然の豊かで美しい人里に暮らす、先ほどの女の子の幼少期の一シーン。
お母さんに、海の波に例えた人間社会での欲望の伝播を語られます。
そんな世の中でも、あなたが頑張れば大切な人を幸せに出来る、と。
花畑での一幕が終わると、今度は所変わってパリ(1849)での出来事。
床に伏せる一人の男、フレデリック。
ショパンとして名を馳せるその人のようです。
それを見守る医師と近親の女性たち。
医師は「人は死の直前に、穏やかな夢を見る」と言います。
そしてそれを補うように、ただの迷信であってほしい、と。

□第一章 雨だれ
森の中に佇む金髪の少女。
先のムービーでも登場した女性、名をポルカというようです。
村へ帰るために森を抜けなければ、という導入で彼女を操作できるようになりました。
先へ進むとあからさまなチュートリアル戦闘が発生。
独特な戦闘システムの紹介です。

□初戦闘!
戦闘はキャラクター毎のターン制。
ターンが回ってくると、行動時間が無くなるまでの間、自由に操作出来るようです。
行動値を歩き、攻撃、必殺技、アイテム使用等に使い分けて戦うシステムのようです。
また、敵のターン中には敵の攻撃毎に決まっている防御タイミングに合わせて防御ボタンを押すことで、ダメージを軽減できます。
ただし音が鳴ってからの入力余地が結構シビアで、中々ガードできず。
ガードできないと結構ダメージをもらうので、下手くそには中々難しいです。
今後がちょっと不安になりました。

□ファーストインプレッション
アニメ風のトゥーンレンダリングされたグラフィックに、桜庭氏による壮大な音楽。
作品が描く雰囲気は抜群の世界観を表現しています。
ちょっと特殊な戦闘システムも、中々に工夫しがいがあって奥が深い。
調べてみると、製作はSOやVPで有名なトライエースから独立したスタジオのようですね。
後に出てくる写真撮影システム等、一風変わった要素もある様子。
キャラクターを動かしているだけでもちょっと楽しくなってしまうようなゲームです。

□緑の道を抜けて
見かけた敵モンスターを片っ端から倒しながら森を奥へと進みます。
少し進んだ所でイベントが発生、少し前でのリタルダントという街での出来事のようです。
どうやらポルカちゃんは街へ花封薬を売りに通っているけれども、人々に相手にしてもらえない様子。
鉱封薬が普及している現在では、花封薬の需要はほとんど無いそうです。
すると、近くで他人のいざこざで殴り合いの喧嘩が発生しました。
殴り倒された男に駆け寄り、魔法を使って治療するポルカ。
しかし、治療された男は触るなと言って逃げるように立ち去り、その様を見ていた他の人々にも避けられているようです。
森ではリスにも逃げられてしまい、他人に避けられる事に心を痛めます。
そんなことを思い出しながら、彼女は見慣れた村へと到着しました。

□人里の探索
テヌート村は、ポルカが暮らす家のある村です。
森の中に位置しており、村外れには海が望める花畑があります。
いくつか民家があり、アイテムを複数入手することができました。
このゲームにはマップ内の調べられるオブジェクトに近づくと操作キャラの頭上に?の吹き出しが出て、そこでボタンを押すと調べられるようです。
FF9で見たようなそんな感じ。
自宅へ帰るとお母さんが待っていました。
ポルカの胸の内を察したお母さんは優しい言葉を投げかけます。
そしてそんな日常の一日は暮れて行くのでした。

□格差社会のある生活
所変わってリタルダントでの一幕。
パン泥棒の青年と少年の二人組と、それを追うパン屋のおばさん。
早朝の出来事のようで、おばさんもあまり深追いはしないようです。
兄ちゃんと呼ばれるアレグレットという青年と、ビートという名のとてもかわいらしい8歳の少年は、用水路の奥に住む仲間へと食料を届けるようです。
今度はリタルダントの街中から、この2人を操作することになります。

□明暗が分ける戦闘
街中では鉱封薬が売っていましたが、アレグレットは今一気乗りがせず、購入しませんでした。
顔見知りだらけの街の探索を終え、用水路へと向かいます。
用水路の最初の戦闘では、必殺技の使い方を教わりました。
Aボタンでは通常攻撃ですが、代わりにYボタンを押すだけ。
コスト等は無く、通常攻撃と同じように行動時間を消費して技を繰り出します。
そしてまた一風変わった必殺技の使い分けシステムの説明もここで。
操作キャラが立っている場所に光が当たっているかいないかで、繰り出せる技が変化します。
ステータス画面から光と闇の技をそれぞれ設定するのですが、明所では前者が、暗所では後者の技を繰り出せます。
光源から床へ向かったのキャラクターやオブジェクトの影でも明暗が変化したり、光を放つ敵、また近くを暗くする敵など、自然と画面から読み取れる情報が状況へ変化を与えます。

□ビートきゅんかわE
用水路のネズミに怯えるビートきゅんですが、探索をしながら奥へと進みます。
道中でビートの必殺技「ビビッドショット」を試してみました。
この技は戦闘中にカメラを取り出し、撮影する技。
特にダメージを与えるなどの効果はありませんが、なんとここで撮影した写真を売ることができるようです。
撮影中の台詞は「いいよ〜いいよ〜かわいいよ〜」
ビートきゅんも可愛いよ!
また、どの行動でも、わずかでも行動時間が残っていれば本来消費する時間に満たずとも行動することが出来るようです。

□でっかいボス
更に奥まで探索すると、ひときわ大きな体を持つボスネズミが出てきました。
結構攻撃力が高く、ガードに失敗すると一撃でかなりのダメージを受けてしまいます。
その代わりに動作が大きく、ガードは成功しやすい設定になっている模様。
せっかくのボス敵との邂逅ですので、記念にシャッターをパシャリ。
その後は二人でひたすら攻撃を繰り返し、なんとか撃破することができました。

□排水口に住むこども達
無事に焼き立てパンをこども達へと届けたビートは、一つの疑問を口にします。
「なんでパンがこんなに高いんだろう?
もう少し安かったら ちゃんと買えるのに・・・」
アレグレッドはその答えを知っていました。
それは、パン屋のおばさんが儲けているのでは無く、高い税金がかけられているからだと言います。
そして、パンだけでは無く生活必需品のあらゆるものに税金がかけられているようです。
そのせいで、貧しいこども達がたくさんいるのだと。
しかし、鉱封薬だけは税金が一切かけられていないのです。
だから鉱封薬だけは誰でも安く手に入ります。
ビートはそれを聞き領主にもいい所があるじゃん、と楽観的な考えのようです。
しかし、アレグレッドは何かが引っかかる様子。
でもひとまずは目の前の仕事を片付けよう、とパン配りを再開するのでした。

□魔法の代償
街中で魔法を使った少女について話題にするビート。
しかし、魔法を使えるということは不治の病の副作用だとアレグレッドは言います。
そして、人々はその病を恐れ、魔法を使う人には近づかないようにしていると言うのです。
その病気は発症者に近づいても伝染ることは無いはずなのですが、人々はそのデマを信じているのだと。
そして何か思いつめた表情をした後に立ち上がり、翌日の出発をビートへと告げます。
突然の宣告に手に持ったパンを落として驚くビート。
ここからオープニングが流れ、この物語が始まります。

□出会い
辺りも既に暗く、夜中に花畑から眺める夜景を見て、
「なんだか子どもの頃に見た夜景の方が
綺麗だったような気がするな」
と呟くポルカ。
ポルカを諭し、立ち去る母親。
それでもポルカはその違和感を捨てきることができません。
そんな所に突然聞こえる男の声。
「そうです 昔はもっと綺麗だった・・・」
突然の来訪者に驚くポルカ。
その男は、ポルカの言葉を肯定します。

□愛する人
現実世界のパリ。
安らかな寝顔フレデリックを見て、本当に夢を見ているのかと女性が疑問を投げかけます。
医師は夢と現実の区別は本人にしかできないので、夢を見ているのでは無いのかもしれないと答えます。
今フレデリックが見ている世界を現実だと思っているのならば、この世界には返ってこないのだと。

□夢の世界
ポルカと男は打ち解けたようで、ポルカは男にショパンさんと呼びかけます。
ショパンも魔法が使えるので、私と同じで長くは生きられないのですね、と。
それを否定しないショパン。
男は使える魔法を訪ねられると、
「だいたいどんな魔法でも使えますよ
これは私が見ている夢の世界なのですから」
と言いました。
そう聞いておかしな人、と笑うポルカに、ショパンは表情を崩さずに語ります。
これは私の夢の中で君も私の頭の中で作り出した人物なのです、と。
それならば私が考えている事を当ててみて、と質します。
自信満々に、簡単です もう人前で魔法は使いたくないって考えていたのではありませんか?とショパンは答えました。
それを聞いてポルカは、森の奥に見せたいものがあるので一緒に行きましょうと提案します。
ポルカとショパンは、村の奥にある森へと向かうのでした。

□鏡天花の森
森へ向かう途中におうちのお母さんにお友達を紹介したところ意味ありげな反応をされたりもしましたが、早く帰ってくるのよ、と言われて外出を許可してもらえたようです。
村を右奥手に抜け、着いた場所は鏡天花の森という場所。
ポワポワと光る植物が所々に生えた、幻想的な場所でした。
しかし目的の場所にはまだついていないようです。
ポルカとショパンの二人で、森を奥へと進みます。

□強敵
森を進み、少々開けた場所に着くと、そこにはイノシシのようなモンスターが待ち構えていました。
案の定そこでボス戦が発生。
ところがこのイノシシ、攻撃の前動作が小さく防御がしにくい上に、一発の攻撃力が非常に高い。
ガードをしそこねるとかなりのHPを持って行かれてしまいます。
中々に苦戦を強いられましたが、ポルカとショパンの双方が回復技を持っているため、しっかり回復をしながら攻撃を加えていきます。
リスナーさんにRTA中ですらレベルを上げてから挑む強敵だと教えられたので、気を抜かずに戦闘を続けます。
道中での戦闘によって上がったレベルと、高まったシステムへの理解を駆使して無事に撃破することができました。
そして、戦闘リザルトでレベルアップの後に、Party Class Level Up!という見慣れない表記が。

□パーティクラスレベル
パーティクラスとは、おおまかに言えば戦闘システムのレベルのようです。
初期のLv.1では行動前のシンキングタイムが無限=行動を始めるまで考え放題であり、さらに実際の行動時間も動作毎に決まったカウントを消費するだけでした。
しかし、この戦闘でLv.2にレベルアップしたことで、シンキングタイムこそ無限なものの、行動時間はリアルタイム・5秒に変更されました。
動き始めた瞬間にカウントが開始し、何も入力しなくても5秒で行動が終了してしまいます。
Lv.1に戻すことも出来るのかと思いきや、それは不可能なようです。
今回は単純に難易度が上昇し、戦闘の臨場感がアップしたようです。
(柔らかい表現)

□午前二時に咲く命
この付近の魔物もすっかり凶暴になってしまった、と言うポルカに対し、ショパンは先程の問いかけの答えを求めます。
私の描いた人物なのだから、聞くまでも無いかもしれませんがね、と自信満々のショパン。
そんなショパンを置き去りにするかのように、時間が無いから急いで、と先を行くポルカ。
少し奥へ進むと、辺りが暗い中、蕾をつけた植物が群生していました。
そしてその中の一つが咲き始めたと思うと、周りの草も次々に咲き始め、辺り一面がその花が放つ光に包まれます。
「こ これは…」
と驚くショパンに対し、
「鏡天花です。
まるで草原に星空に映したかのようでしょ」
とこの風景を見せたかったポルカが返します。
この花は明るい間は絶対に咲かずに太陽の光を蓄え、午前二時ぴったりに光を放ちながら咲くそうです。
その光景に深く感心し、うっとりとするショパン。
しかし、その花の別名が死灯花であることを、ポルカはショパンに告げます。
暗い闇で命を放つその花は、死の象徴としてそう呼ばれるそうです。
その花をどう呼ぶかはショパンの自由だ、と付け足して。
とても綺麗だが人々には忌み嫌われるその花を、ポルカは自分自身と重ね合わせているようです。
それを聞いたショパンは言葉を紡ぐことはできませんでした。
ポルカは言葉を続けます。
ショパンはこれが自分の夢だと言ったけれども、それを自分で理解してあるのであれば、夢か現実かなんてわからない、と。
ポルカはショパンの魔法が通用しなかった事を伝えます。
先ほど考えていた事は、テヌート村を出ようと思っていたのだと。
みんなの喜ぶこと、みんなの力になるために。
村を出て、フォルテ城の伯爵に花封薬の事をお願いしに行く決意を口にします。

□写真の価値
場面は変わって日中のリタルダントの地下のアジト。
アレグレットとビートくんは、鉱封薬以外の税金を下げてもらうために、フォルテ城へと向かうようです。
街の中には道具屋があり、そこで先ほど撮影した写真を売却することができました。
なんとボスの写真は一枚5000G以上!
数枚撮影しただけなのに15000G以上入手しましたが、そこで販売している武器や防具は一つ30Gとかなんです。
武器防具と道具を大人買いし、ホクホク顔で店を出ます。
街を探索したらわらしべイベントが始まったりなんやかんやありましたが、入れ歯を欲しがる人がどうしても見つからなかったので街を出て話を進めることに。

□エコー
街を出たところで新しいパーティクラスのチュートリアル戦闘がありました。
そこで、行動時間の他にエコーというシステムの紹介をされます。
攻撃を当てるとエコーというポイントが溜まっていき、必殺技を発動したときに全消費して威力を上げることができるそうです。
溜めたエコーはターンをまたいで消費することが出来るため、他のキャラクターでエコーを溜めて火力のあるキャラクターで消費、というような戦術が取れるようです。
また、敵によっては日向と日陰で形態が変化するモンスターがいることも教わりました。

□ドラゴン!?
道を奥に進むと、羽ばたき音と共に人の丈もある敵が現れ、襲い掛かってきました。
小さいけれども火すら吐く生き物、その名もドラゴンパピー。
防御に失敗すると一撃で400ダメージ以上も受けてしまいます。
ビートくんが何度も瀕死になりかけるも、写真の撮影は忘れずにしっかり行います。
途中で回復アイテムを使いつつ、攻撃技を当てていきます。
ボスの攻撃は比較的前動作が大きく、ガードしやすい作りになっているようですね。
エコーが24以上溜まっている状態で必殺技を使うと、カットイン演出が入り、協力な攻撃を繰り出すことが出来るようです。
このまま戦闘が続くと危ないかな、というところでなんとか撃破。
天候が怪しいようですが、雨なんかへっちゃらさ!というビートくん達は道を先へと進むのでした。

□雨だれ
ここで現実世界でのショパンについての伝記的なテロップが表示されるムービーが挿入されます。
実際の楽曲が流れる中、ジョルジュ・サンドというペンネームを持つ女性とショパンの関係を解説してくれました。
テーマとなっている楽曲とショパンに関する背景を名曲に乗せて教えてもらえます。
結核を患い、世間から避けられたショパンと一生を遂げた女性が過ごした闘病の日々の中で生まれた楽曲のようです。
ショパン29歳の作品。

□雨の降る音
ポルカとショパンに視点が切り替わり、森の中の道を歩いているところで、雨が降ってきた所から始まります。
途中で用事があって一度配信を終了したりもしましたが、その日の夜から再開。
道を先へ進むと、雨が本降りになり、雷まで鳴ってきました。
雨宿り出来る場所を探す二人。
するとそんなところへ、見知らぬ緑髪の男が現れました。
物腰はやわらかな言葉遣いですが、仕事の鬱憤を晴らすために突然襲い掛かってきました。
なんて通り魔野郎だ。
手にした刀でボッコボコにされました。
一発1000とか食らって、余裕で全滅。
こんなところで遊んでいる暇は無い、と男は去って行きました。
ポルカちゃん達は行き倒れ。
酷い話だ。

□所謂危篤
所変わって現実世界のパリ。
嵐が去り、眠るフレデリックの表情も落ち着いたようです。
依然目は覚ましませんが、先ほどまで痙攣をしていたらしく、かなり危険な状態のようです。
この夜が山かもしれません、とドクター。
沈黙が室内を覆いました。

□よく出来た妹
今度は道を歩くアレグレット一行。
嵐も無事去ったようで、道を先へと進みます。
さっきおヘソを隠してなかったか?と茶化すアレグレット。
周辺の光景、プレイヤーは見覚えがあります。
先ほどポルカ達が通った道の途中ですね。
わらしべイベントが諦めきれずに彷徨ったりもしましたが観念して先へ進みます。
行き倒れの姿は見当たらず、その前へ進むと村がありました。
そこで出会ったのは、トンガリ耳にビートくんと同じくらいのちっちゃな背丈、藤色の髪を持つマーチという女の子。
姉と二人でこのアゴゴの森の番人をしているそうです。
こんな所に続けてお客様が来るのは珍しい、と言っています。
そんなマーチの家から出てきたのはポルカの姿。
ちょうど目を覚ました所のようです。
アゴゴにポルカ達が倒れている事を教えてもらい、マーチが二人を介抱してくれました。
アゴゴってなんだっけ?と問うアレグレットに、まあるい生き物です、と答えるマーチ。
中々人に懐かない珍しい生き物だそうです。
もっとゆっくりして行くといいですよ、とマーチは家の中へ入っていきます。
ポルカは初対面のアレグレット達に以前に街で魔法を使っている所を見たことを伝えられると、村の奥へと走り去ってしまいました。
ポルカとすれ違いでそこに現れたのはショパン。
あちらは行き止まりですが、というのもつかの間、悲鳴が聞こえてきます。
慌てずに村の探索を済ませてから奥へと向かいます。

□雰囲気イケメン
村の奥には、後ずさるポルカと対峙する巨大な剣を持った魔物。
その間にすかさず割り込むアレグレット。
ショパンとアレグレット達は団結して巨大な敵との戦闘に臨みます。
取り巻きがボスを回復したりと多少厄介でしたが、動作が大きく防御がしやすかったので今までほど苦戦はしませんでした。
ばっちり写真を撮って、落ち着いて防御を成功させながら戦います。
撃破後、ぺたりと座り込むポルカを気にかけるアレグレット。
そんなポルカ達に、まあるい生き物がポワポワ跳ねて光を放ちながら近づいてきました。
その光景を写真に取ろうとビートくんがカメラを取り出すと、その生き物は消えてしまいました。

□フォルテを目指して
アレグレット達は自己紹介を済ませ、フォルテに向かうという共通の目的の元、共に旅をすることにします。
また、マーチの姉はアゴゴの森を守るため、フォルテの伯爵様にロック山の開発をやめてもらうようお願いしに行ったと言います。
フォルテにいるはずの姉への届け物を頼まれます。
何やらマーチ達は双子らしく、見たらすぐわかるとか。
去り際に光っているアゴゴを撮れなかったと残念がるビートくんの言葉に、マーチは光っているアゴゴって何かしら?と独り言を呟いていました。

□第二章 革命
ぼく知ってる!これDPHが☆12な奴だ!
どうやらどこかの宮廷のような場所で豪華な椅子に座る冠をかぶった青年(少年?)。
ここはフォルテ城の王座の間のようです。
少々額の生え際怪しい白髪の男性からアンダンティーノという名についての報告を受けているようです。
反政府勢力アンダンティーノを早めに潰しておくべきと言う男性に対し、そんなの大した事ないよ、と言う伯爵。
そのシーンが終わると、革命という楽曲に関しての解説ムービーが挿入されます。
故郷ポーランドのワルシャワ革命から僅かな数日差で逃れたショパンは、21歳にしてこの曲を書いたそうです。

□シューティングゲーム
フォルテを目指し、アレグレット一行はサビ平原を進んでいきます。
途中でヤギに餌を与えたりしながら先を目指すと、一人の女性が羽の生えた人型のモンスターに襲われているのを目にします。
その光景を見たポルカ達はすかさず女性を助けに入ります。
ビオラと言うその女性は弓を武器として戦うことが出来るようです。
ビオラの通常攻撃を行うと三人称視点になって標準が現れ、攻撃ボタンで弓を発射することができます。
無事に敵を撃破すると、ビオラは自分の家に招待してくれました。
会話の中で、鉱封薬を使い続けると今戦った敵のように、自我を無くして狂った生き物になってしまうことを教えられます。
それを聞いてアレグレットは胸の支えが解けたと合点がいったようです。
それで鉱封薬の税金がかかっていなかったんだ、と。
いったいどういうことなの。
ワルツ伯爵の目的は何なのか、と疑問を口にするショパン。
相方のアルコという小動物を紹介した後、ビオラもフォルテへ向かう旅に同行することを決めます。

□砦破り
ビオラの家からフォルテ方面、ビオレ大橋に差し掛かると再びフォルテ城の場面。
ワルツ伯爵がフーガと呼んだ人物は、以前森で襲われた通り魔の男。
光るアゴゴを探すために派遣されたものの、光る個体は発見することは叶わなかったようです。
薬に混ぜて効果を増幅させるために光るアゴゴを探しているそうです。
そんな話をしている中、アレグレット達はフェルマータの砦を通ってフォルテへ向かいます。
既に放棄されたこの砦の中は行く手を阻む謎解きと危険な魔物で溢れているそうです。
たっぷり一時間近く迷った後、出口を守る魔物と対決します。
両手に斧を持った巨大なトカゲのようなボスですが、動きが単純なために防御を成功させやすかったです。
また、この道中で気がついたことなのですが、ビオラの弓攻撃は矢を撃ってから着弾までの距離が長ければ長いほど威力が上昇するようです。
あまり距離が離れていると山なり軌道で飛ぶ矢を当てにくくなりますが、それを当てた時の威力は折り紙つき。
エリアの端から高威力の矢を連発し、無事に撃破することができました。

□Lv.3
戦闘後、パーティクラスレベルが3になりました。
Lv.2との変更点は以下の通り。
・シンキングタイムが無限→3秒に
・行動時間が5秒→4秒に
・必殺技装備が4箇所に(陰陽それぞれ長押しで使い分け可)
・アイテムスロットの装備可能コストが10→20に
放置すると自動でターンが終了するようになり、戦闘の臨場感が更にアップ!
(柔らかな表現)
なんだかどんどん縛りが増えている気がします……。

□アンダンティーノ
砦とは名ばかりだったわね、というポルカの声を聞き、今のフォルテはバロックとの争いにかかりっきりだとアレグレットが言います。
バロックはアンダンティーノを支援しているという噂もあると聞くし、とも。
正義か悪か、なんて話をする一行からフレームアウトした画面は、一人の男性と二人の女性が卓を囲む家の中を映します。
どうやら作戦会議をしている様子。
フォルテ城の牢屋から明日の朝、囚われ人を助け出すそうです。
彼らはアンダンティーノと呼ばれる反政府勢力の中枢人物のようです。
リーダーの男性が作戦決行をする事を告げ、ポルカ達の視点へと戻りました。
PT一行はフォルテへの路を急ぎます。

□フォルテ城下町
道中で魔物に襲われている道具屋を助けたりしながら道を歩くと、フォルテに着く頃には夕暮れになっていました。
この時間では、もう城へ入ることはできません。
仕方なく宿屋へ向かうと、宿屋の息子フィルの姿が見えない事を、その子の友人から聞かされます。
そしてその女の子からフィルを探すことを頼まれると、アレグレットはしぶしぶそれを了承し、街へと繰り出すのでした。

□男の子を探して
街で聞き込みを続けた所、街西側の崖へ向かった可能性が高いことがわかりました。
実際に崖へ向かってみると、そこには持ち主を見失った靴が落ちていました。
吊るされたロープから降りると絶壁グリッサンドという名の場所へと続いていました。
少々体調が優れなかったため本日の冒険はここまでにして、続きを近いうちに行う事を宣言し、プレイ初日はここで休憩です。




2015/06/09(Tue)
トラスティベル 〜ショパンの夢〜
2日目 「夢の世界のお話なんてどうでもよかったはずなのに」
8時間半くらいプレイ

□続・男の子を探して
前回の続きから……という所なのですけれど、早速めちゃくちゃ迷いました。
それはもう迷いました。
崖を降りて行くと飛び降りれる箇所があったりロープを降りたり洞窟を通ったりと様々な道を通りましたが、どうも2つ目のマップから先に進む道が見つかりません。
もしかして靴はフェイクで街に戻っているのではないかと邪推して探索しなおしたりもしましたが、結局男の子の手がかりは見つかりませんでした。
結局道だと思っていた所の地面に割れ目があり、そこからロープが垂れていて進めることができることに気が付くには40分ほどかかりました。
崖をたっぷり4マップ分ひたすら降り続けると、木に引っかかった男の子を発見。
さすがにこの高さは無理が……いえ、何も言うまい。
無事に男の子を連れ帰ることができました。

□対決、チューバ
宿屋に帰ると、
「やあ さっきは助かったよ」
とかフランクに話しかけてくる少年。
いったいこの子どもに何の権限があるのかはわかりませんが、タダで宿に泊めてくれました。
翌日、日もすっかり昇ったので城の前に行くと、モヒカンヘアの偉そうなヤツが待ち構えていました。
広がって立つ面々の後ろから背が低いビートくんはぴょんぴょんとジャンプして様子を伺います。
そして王様に合わせて、と駆け寄ったビートくんを、偉そうな男が蹴り飛ばします。
な、何をするだァ〜〜〜!
牢屋で会わせてやるよ、と言い放った男との戦闘です。
彼は動きが大げさで攻撃も防御しやすく、遠くからビオラさんがシューティングゲームをしているだけで倒すことができました。
ちなみにこの男、チューバという名のようです。
軽く料理することができたのですが、周りの衛兵は戦闘データを持たないので倒すことができませんでした。
アレグレット達は牢屋へと入れられてしまいます。

□出会いだべ
牢屋にはアレグレット達の他に、既に一人の女の子が入れられていました。
ちっちゃな背丈、とんがった耳、桃色の髪にくりくりお目目。
これを妹から預かってきたぜ、とアレグレットが何故か没収されていない届け物を渡すと、これが無いと調子がでないべ!と嬉しそうにその帽子をかぶりました。
何故か名前を知っていたアレグレットの事を手品師だべ!と決めつけると、その手品師は慣れた手つきで牢屋のカギを開けました。
サルサと名乗る少女がパーティインッ!
お歳は8歳。ビートくんと同い年です。
彼女はそのビートくんが気になる様子。
近くにあった鏡で背比べをし、帽子の分で敗れたビートに勝ち誇ります。
近くの箱から装備を取り戻し、更に近くの壁に何故か空いてた穴から脱獄開始です。

□洞窟を抜けて
穴の先は、アンダンティーノの抜け穴というダンジョンへとつながっていました。
サルサちゃんはスピードタイプのアタッカーの模様。
そして声はかないみかさん!
攻撃回数が多く素早いため、エコーをためやすいキャラクターでした。
高低差に迷いながらも先へ進むと、出口を塞ぐ大岩が行く手を阻みます。
どうにかならないか、とサルサが手をかけた瞬間、外にいたアンダンティーノ3人組が仕掛けを動かして出口を開放しました。
鉢合わせる一行。
リーダーの大柄な男性ジルバはアレグレット達の事情を聞くと、その中でサルサこそが今回の作戦の救出目標だった事を悟ります。
ひとまず場所を移そうということで話がまとまり、ピンク髪のクラベス、銀髪のファルセットと共にビオラの村へと向かうことになりました。

□橋の上の決戦
フォルテから帰り道の砦を通り、再び橋を渡ろうかというところで、アンダンティーノの面々からワルツ伯爵の目的について聞かされた事を整理します。
鉱封薬を普及させることで狂戦士を増やし、自国の兵力を増強することが目的だ、と。
そのための鉱封薬を改良するために、光るアゴゴを探しているそうです。
そんな話をしていると、聞き覚えのある声に呼び止められます。
先ほど倒したチューバが後から追ってきたようです。
しかし一戦目と大して変わらず。
ビートくんがこの前の借りを倍々にして返すからね、と宣言しコテンパンにしてやりました。
ついでに写真もバッチリ撮りました。
すると戦闘終了後、自爆覚悟の捨て身攻撃で橋の渡し綱を断ち切られてしまい、一行は眼下を流れる川へと吸い込まれてしまいました。

□第三章 幻想即興曲
キャンプで焚き木を囲む面々。
あれから4日、ポルカ達は大丈夫かなあ、とアレグレットは口にします。
ここにいるのはアレグレット、ビオラ、ジルバ、クラベス、ファルセットの5人。
他のメンバーとははぐれてしまったようです。
ひとまず今いる湿地帯を抜けた先にある宿を目指すことにしました。
ジルバは大剣、クラベスはレイピア、ファルセットは手甲を得物として戦闘に参加するようです。
他の二人はかなり性能が高いのですが、クラベスさんがなんとも微妙……攻撃力が低くて回復役にしかなれません。
なんとか愛を持って使ってあげたかったのですが、力不足が目立ってしまう道中になってしまいました。

□疑心
無事に宿に到着し、つかの間の休息を得ることができました。
なんとなく夜分にも眠れないアレグレット。
散歩に出ると、ジルバとビオラも夜風に当たっていました。
フォルテ城前での出来事を思い返すと、どうやらチューバ達はアンダンティーノを待ち構えていた様子。
その事実は、作戦の情報が漏れていた事を示しています。
ジルバはクラベスとファルセットにしか作戦の話をしていない事を口にし、思案にふけってしまいます。
そんな夜も明け、一行はウッドブロックの林へと向かいます。

□毒毒毒毒
ウッドブロックの林は、戦闘開始時にパーティ全員が強制的に毒状態にさせられてしまうダンジョンです。
全ての状態異常は戦闘が終われば解除されるのですが、毒はターンが回るとダメージを受けてしまう上に、怯みによって行動時間まで制限されてしまうため、非常に厄介です。
このマップは高低差があり飛び降りたり登ったりを繰り返す入り組んだ構造となっています。
同じ所をぐるぐる回りながら宝箱を回収しつつ、進んでいきます。
先へ進むとイベントが発生し、ジルバから確認に和毒石が配られました。
この先は毒素が特に強く、特別なアイテムがないと進むことができないとのこと。
その後も順調に進むと、滝のある場所へとたどり着きましたが、和毒石は壊れてしまいました。

□きのこのこ
道中にもきのこ型の敵の相手をしながら進んできましたが、その親玉のような大型の魔獣が出現、戦闘になりました。
頭にきのこを生やしているだけではなくて、広範囲にきのこを降らせたり突然背後にワープしてきたりと少し変わった動きを披露してくれます。
ターンが長引けば毒ダメージが蓄積してきますので、できるだけ短期決戦で勝負を付けたいところです。
前衛は的確にガードをしつつ、マップの端まで歩いたビオラの弓を主力に攻撃していきます。
お供さえ倒してしまえばあとはパターンにはめるだけ。
危なげなく撃破することができました。

□アンダンテの町
滝まで着くと、目的のアンダンテの町へと到着が告げられます。
見えるのは岸壁だけのようですが、町は洞窟の地下に広がっているようです。
ここでジルバとクラベスは一旦3人と別れ、ファルセットに町の案内をしてもらうことになりました。
そこの人々からは、ジルバとクラベスは恋人の関係にある、というような話を聞けたり。
さらに探索をしていると、泣き叫ぶ女の子の姿が。
シミーレの花を摘んできたものの、この花はシミーレの泉の水をあげなければ枯れてしまうらしいです。
その泉には墓地を通らなければならないらしく、周りの人は取りに行きたがりません。
それを聞いていた女の子のお兄ちゃんは、走って家を飛び出して行ってしまいました。
ビオラの提案で、3人は墓地へと向かい泉の水を汲んでくる事にしました。
□めんどうくさい系ホラー
町の奥地から続くレント墓地へとやってきました。
とりあえず道なりに奥へと向かうと、そこには先程の男の子の姿があります。
話によると、泉へと向かう道は霧が邪魔をして簡単にはたどり着けないようです。
霧を晴らすためには台座に対応した色の炎を灯す必要がある、と。
目の前にある赤い炎を回収して墓地内を探索し、道を開くために炎を集める事になりました。
このレント墓地というマップは、中央の一本道がロビーのようになっていて、そこから入り口と5つの扉(霧)に別れています。
それぞれ霧を晴らす条件が異なり、手に入れた炎を使いまわしながら正しい順序で進んでいく必要があります。
正解は右下から反時計回りなのですが……。
私は時計回りに進めたため、4度手間くらい余計に動きまわる羽目になりました。
最後に左下から奥地に進んで緑の炎を回収し、奥の霧から泉へと向かうことができます。
また、宝箱回収のために再びつけたり消したりを要しますので、かなりの面倒くささを感じてしまいました。

□泉の守護者
奥地の最後の霧を晴らすと、情報通りそこには泉がありました。
ところが、その広場の中央には大きな魔物が待ち構えています。
この敵は非常に攻撃が早く、ガードが難しい相手でした。
攻撃力がそれなりに高いため、背後を取られるとかなりの勢いでHPが減っていきます。
ビオラと前衛を離して狙撃戦法を取りますが、後ずさるように動きまわったり雑魚を復活させて来たりと、中々安定して戦えません。
しかしファルセットは攻撃性能がとても高く、ビオラが攻撃できない時でも安定してダメージを稼いでくれます。
危ないシーンも無く、無事に撃破することができました。
アレグレット達は水を汲んで町へと引き返します。

□スパイ
ジルバとクラベスは岸壁の先にあるアジトの小屋で話をしているようです。
ジルバはクラベスに、ファルセットがスパイかもしれないと告げます。
それを聞いたクラベスは、信じられないとそれを否定し、たまたまだと言います。
ファルセットが信じられなくなる所だった、ありがとうと言い、ジルバは小屋を後にします。
その直後、クラベスは小屋の中で一人の女性と対峙していました。
ロンドと呼ばれた女性は武器を片手に始末を付けに来たようです。
クラベスは胸を押さえながら倒れこみ、ロンドは外へと消えていきました。
クラベスはフォルテから送り込まれたスパイだったのにジルバと恋に落ちてしまい、任務を果たせなくなってしまったために切り捨てられてしまったようです。
ファルセットをスパイに仕立て上げるチャンスでも正々堂々と勝負したいという気持ちが沸き起こってしまった事に、自分でも意外だと独り言を呟きながら。
様々な回想を思い起こしながら、なんとか窓際へとたどり着いたクラベスは、鳩を飛ばします。
「私からの最期のプレゼントよ さあ お行き
 あなたの行き先はもうフォルデじゃないわ
 バロックよ」
そしてクラベスは倒れこみ、ジルバの事を想いながら、息を引き取りました。

□第四章 華麗なる大円舞曲
雪の降る庭園を散歩するビートくん。
ポルカの姿を見ると、探しちゃったよ、と話しかけます。
物思いに耽るポルカは、アレグレット達のことが心配なようです。
あの程度でくたばる兄ちゃんじゃないよ、と励ますビートくん。
ポルカ達は、偶然通りかかったバロックの船に救助されたようです。
その際の回想では、ポルカにビート、ショパンにサルサ、みんな揃っているようです。
サルサは帽子が流されてしまい、ビートくんにはちっちゃいの呼ばわりされても反論できない模様。
船長と見られる金髪の青年は、クレッシェンドと名乗りました。
名前を覚えるのが得意と言っていたビートくんも覚えきれないようで、キャプテンと呼ぶことに決めました。
サルサは船長なのにカギ爪も眼帯もしていないなんて偽物だと決めつけます。
そんな面々も笑って許すなんて好青年ですね。

□生きるという形
回想は続き、救助された後のポルカを船内から操作する所から始まります。
心配が絶えないポルカは、外の空気を吸おうと甲板へと向かいます。
甲板前部へと向かうと、そこにはショパンの姿がありました。
ショパンは以前ポルカと話した話題を切り出します。
この世の中の物は全て色あせて行っている、と話したことを。
ところが、この世界に来てからは全ての物が色鮮やかになっているように感じる。
夢だと思っていたこの世界が、現実味を帯びていっているのだ、と。
夢の世界なんてどうでも良かったはずなのに、離れ離れになった仲間達が本当に心配なのだ、と。
それは当たり前の感情だと返すポルカに、ショパンは亡くなった妹の話をします。
エミリアという少女はポルカと同じ14歳でこの世を去ったのだと。
死という仕打ちを与えた神すら恨むショパンに、ポルカはエミリアは生きていると伝えます。
ショパンと、ショパンの作った音楽の中に。
それを聞いた人々の心の中に。
エミリアはショパンの旋律の中に、永遠に後世の人の心に染み渡って行くのだと。
エミリアに言われたように感じたショパンはポルカに礼を告げ、船内へと戻って行きました。

そしてまた、ポルカもショパンと会って考えが変わったと言います。
過去の事ばかり考えていた自分が、未来の事を考えられるようになったと。
そう独り言を呟いた所で、突然の轟音が船を襲いました。

□無能な海賊
何事かと甲板後部に向かってみると、そこには髑髏の旗を掲げた船の姿がありました。
この川には時折海賊船が出没し、それがまさに今目の前にあるようです。
ぐずぐずしていると乗り移られてしまうかもしれないので逆に乗り込もう、とショパンは提案します。
眠い目を擦って起きてきたサルサも本物の船長とお宝に出会えるかもしれない、と機嫌を良くしています。
ショパンはクレッシェンドに乗り移られないように気をつけろと告げ、海賊船へと乗り込んでいきました。
のんびり話していても何もしてこないし船内で待機しているだけの海賊って無能過ぎませんか。

□海賊船ドルチェ
この海賊船、見た目とは裏腹にかなり広い構造となっていて、なんと各階8区画の4フロア構造となっていました。
各部には海賊が配置されており、移動の度に戦闘となるのですが、この雑魚、攻撃力がやたら高い。
装甲はそれほどでもないのですが、一発で2割程度持って行かれます。
背後を取られるとかなりマズい展開になるので注意が必要です。
船内を探索しながら進んでいると、ポルカが何かにつまずいてこけてしまいました。
その際に変わった形の石を落としてしまいましたが、昔から持っている宝物だと言い、サルサから受け取りました。
4歳の時には持っていた、大好きな人からのプレゼントだそうです。
サルサはそんな恋物語に興味津々、どうやら憧れがあるようですね。
かわいい。
そんなことがありながら船内を登ったり降りたり登ったり落ちたりしながら進んでいくと、船長室のカギを手に入れました。
これを使って地下4階の奥にある扉を開けると、いよいよ船長との対決です。

□有能な海賊
最奥には、女海賊の船長ドルチェとその腹心が待ち構えていました。
かぎ爪に眼帯のまさにサルサが期待した通りのキャプテンです。
彼女らを無視して漫才を繰り広げる面々に、しびれを切らしたドルチェが襲いかかってきます。
この戦闘、このゲーム内でも1,2を争うほどに厳しい戦闘です。
ドルチェやその手下共に攻撃力が非常に高く、ガードしそこねると一気に危険域まで持って行かれてしまいます。
また、ドルチェの攻撃は非常に素早くガードしづらい上に、一発もらうと残りも連続ヒットで一気に体力が減ります。
さらにこのボスは人間型のため知能が高く、わざわざガードできない背後に回りこんできて攻撃をしてくることもあります。
敵を取り囲んで攻撃しているつもりが、まとめて攻撃されて一転ピンチに、なんてこともありました。
回復をしっかりしながら大技をしっかりガードし、なんとか撃破することができました。

□自信回復
ドルチェを撃破すると、そこには海賊達が溜め込んだ財宝の山が。
それを頂くのはなんとなく気が引けるというポルカに対し、他の面々は遠慮しないでもらう気満々のようです。
ところがサルサは目の前の金銀財宝よりも最高のお宝を見つけてしまったようです。
ドルチェの被っていた海賊帽を手に入れたサルサは、早速ビートを呼んで背比べを始めました。

□演奏家
雪の降る庭園へと場面が戻ってくると、嫌なことを思い出しちゃったよと落胆するビートくん。
もうすぐ始まる頃だよ、とポルカに告げ、ビートは建物へと入って行きました。
ビートを追って扉を開けると、そこでは舞踏会が開かれていました。
ここではエピソードしか語られませんが、会場ではおそらくショパンが華麗なる大円舞曲を演奏したのでしょう。
その建物は、バロック城でした。
ショパンの演奏を褒め称えるビート。
そこに現れるサルサ。
実はバロック国の王子であったキャプテンの部屋に行くことになりました。

□終わらない螺旋
バロック城は2階建ての構造で小部屋が多数あり、探索に結構時間をかけました。
2階右翼の奥にあるクレッシェンドの部屋に行くと、そこで王子の婚約者のセレナーデを紹介されました。
そしてバロックとフォルテの2国間の対立と、アンダンティーノへの支援について説明を受けます。
支援の目的はワルツ伯爵の暗殺なのですが、それは新たな争いを招くだけだと否定する立場のセレナーデ。
クレッシェンドとしても今のままでは状況が良くならないと考えているようです。
ポルカ達はこれまでと同じようにアンダンティーノへと支援することはできないと伝えるための伝達役を頼まれました。
フォルテへと戻るために、バロックの町から山脈を抜ける道を選びます。

□シャープ大雪山
バロックの町の探索とお買い物を終えて、広場の西から続くシャープ大雪山へと向かいます。
雪が降り続くこのダンジョンは所々に凍って滑る坂道がありますが、特に謎解きなども無く、ひたすら山を登るだけでした。
山頂も見えてくる8合目まで登った頃、寒さに震える面々の前に山小屋が現れました。
ここで休憩しようという話をしている所、上空に飛ぶ鳥をビートくんが見つけます。
あれはクラベスが飛ばした鳩でしょうか。
伝書鳩は帰巣本能を利用したものなので行き先を変えられるものではないのですが、シナリオを書いた人はきっとそのことを知らなかったんじゃないのかなあと思います。
ポルカ達が休憩する頃、フォルテ城ではワルツ伯爵がセレナーデについてロンドに話していました。
セレナーデは元々フォルテの王女であり、バロックの動向をコントロールする役割を果たしているのだと。
ワルツがロンドにフーガの監視役を任せると、ロンドは城を後にしました。

□いつかの記憶
山小屋で休んでいると、ポルカは突然フラッシュバックのような感覚に襲われ、古い記憶を思い起こしました。
幼い日のポルカに、トラスティの輝きについて説明するお母さん。
人はみな心の中にトラスティという宝石を持っている。
内緒でお菓子を食べちゃったから光っていないかも、と告白するポルカに、ちゃんと言えたから大丈夫よ、という母。
ポルカのトラスティは光りすぎている……その光の強さが、いつか闇を照らす運命へと導かれてしまうのだと。
暗い海の底を照らすことができるのがポルカでなければ……と暗い顔をするお母さん。
突然そんな事を思い出したポルカですが、疲れているのかもしれないので少し休憩することにしました。
「照らさなければならない闇へ私が導かれる…?
 海の深淵が目の前に……現れる?」
と、母の言葉を口にしたポルカに答えてくれる人は、誰もいません。

□ワウ火山
頂上へとたどり着くと、そこにはぽっかりと空洞が開いていました。
中へと入ると、そこは灼熱の世界。
ここから先は、ワウ火山を通って行く事になります。
さっきまであんなに寒かったのに、と漏らすビートくん。
すごい地形ですね。
内部にはマグマが吹き出して溜まっており、時折空いた隙間をジャンプして渡っていきます。
崖が棚田のようになっている箇所が所々あり、ジャンプで降りる方向を間違えるとやり直しになったりと面倒な場面もありました。
最後には溶岩の海を泳ぐ魚を連続ジャンプで避け続け、いよいよ出口が見えてきました。

□見覚えのある人々
ワウ火山の出口を出ると、そこはなんとアゴゴの村の広場でした。
サルサはこの地理を知らなかったようですが、帰ってこれたので問題ないようです。
ちょうどそこにはサルサの妹のマーチの姿がありました。
再開の挨拶を交わす姉妹ですが、マーチは何やら驚いた様子。
なんと、ポルカの周囲にいるアゴゴ達が光っているのです。
アゴゴの森の番人とて、その姿は見たことのない光景のようです。
そこに聞き覚えのある男の声が。
これはいい場面に遭遇した、と出てきたのは日本刀が得物のフーガ。
光るアゴゴの生息地さえ判ってしまえばお前たちは必要ないと襲い掛かってくるフーガ。
フーガの攻撃は非常に速くガードしにくい、連続コンボで高火力、回り込んでガード不可と強敵の素質は兼ね備えています。
ビートくんが瀕死まで削られたりもしましたが、なんとか撃破することができました。

□Lv.4
フーガとの戦闘後、パーティクラスレベルが4にアップしました。
Lv.3との変更点は以下のとおり。
・シンキングタイムが3秒→1秒に
・反撃が可能に
・ハーモニーチェインが2チェインまで可能に
・アイテムスロットが20P→30Pに

特筆すべきはハーモニーチェインという新たなバトルシステム。
エコーが24以上溜まっている時に必殺技を使うと、必殺技の最後の一撃を放つ直前にチェインボタンが表示され、タイミングよく入力に成功すると2種ある中で使用していない方の必殺技で更に追撃が可能になるというシステムです。
単純に1ターンで行える攻撃回数が増えますので、火力の増加や回復技を組み込んだりと、非常に有用なシステムです。
今後はいかに上手くチェインを使用して行けるかが重要になります。
また、今までは敵の攻撃をタイミングよくガードするのみでしたが、ランダムで一撃目のガード表示が反撃に変わり、その時に反撃ボタンを押すと敵のターンを強制終了して行動に割り込むことができるようになりました。
リスクも高いので狙って行うのは難しいですが、こちらも成功させれば大きなリターンが得られるシステムです。

□トラスティの輝き
戦闘後、その光景を見ていたロンドさんは光るアゴゴの秘密を見つけたようです。
フーガは犠牲になりましたが、光るアゴゴにはポルカが大いに関わっているようです。
ロンドはフーガに別れを告げると、森の奥へと消えていきました。
サルサは久々に森に帰ってきたので村に残り、ポルカは母の元へと帰ることにしました。
一旦各々の自由行動にして、リタルダントで落ち合う事になりました。

□疑惑から確信へ
所変わってバロック城。
窓辺に帰ってきた鳩を見つけたセレナーデとクレッシェンド。
王子は足の書簡に入った手紙を読むと、顔色を変えました。
その手紙には、「セレナーデはフォルテのスパイ」と書かれていたのです。
「どういうことだ…」
と呟くクレッシェンド。
そっと部屋を離れるセレナーデに、その言葉は聞こえなかったようです。

□第五章 夜想曲
リタルダントのアジトへと戻ってきたビート。
そこには、アレグレットの姿がありました。
無事再開を果たした二人。
ジルバはバロック城へと向かった事と、クラベスが死んだ事、そしてファルセットが行方不明になった事を聞きました。
過去のことを気にしてもしょうがない、とアレグレットは町の散策を提案します。
町の高台にある教会の近くを通りがかると、人々が集まりざわざわと騒ぎ立てています。
話を聞いてみると、教会の地下から何かのうめき声が聞こえるようになったと言います。
パン屋のおばさんに見つかってしまったアレグレット達は、教会の地下の捜索をすることになってしまいました。
教会に入ると、姿を見かけたからと合流したサルサ、ビオラ、マーチの三人。
みんなでお化け騒動の調査をすることにしましたが、アレグレットは仕事を押し付けてポルカのいるテヌート村へと一人で向かってしまいました。
リタルダントから村へと続く道を歩くアレグレットは、海岸で不思議な石を拾います。
変な形の石だ、となんとなく捨てずに持っていく事にしました。

□マンドリン教会地下道
教会地下の探索をするビート達と共に、マーチも戦うことになりました。
武器は月のリング。
サルサと対になるようなキャラクターのようです。
教会の奥の扉から地下へと降りると、そこには人工的な通路が広がっていました。
狭い通路を守るように敵が配置されているため、敵を倒しながら進んでいきます。
マーチの通常攻撃はサルサと同じように素早く複数ヒットの攻撃を繰り出します。
かなりの勢いでエコーが溜まるため、エコーを溜めて必殺技でダメージを稼ぐ、というゲームの流れに適当なキャラクターと言えます。
道中でハーモニーチェインを試してみましたが、どうやら陰陽それぞれ、今使っている技ともう一つの技を覚えていないとチェインはつながらないようです。
技数が少ないキャラクターは要注意ですね。

□キーパーソン
ワルツ伯爵はロンドの報告で、光るアゴゴの要因にポルカが必要であることを知ります。
ポルカを連れてくるようにワルツは依頼し、ロンドはパーティの足取りを探すことにしたようです。
奥地へと入った所でセーブポイントを見つけ、今日のプレイはここで終わりにしました。
12時間近く配信していたので外がすっかり明るくなってしまいました。
晩ごはんを食べるためにもうちょっとだけ起きてました。




2015/06/12(Fri)
トラスティベル 〜ショパンの夢〜
3日目 「ポルカ姉ちゃんが… 咲いてる…」
15時間半くらいプレイ

□続・マンドリン教会地下道
少々の事情があり、本日で気合を入れて一気に攻略することにします。
先日行きそこねた分岐を調査したり、先の洞窟を探索したりと宝箱を見逃さないようにプレイします。
道中での戦闘もこなし、パターンを組んで被ダメージを少なくしながら進みます。
ハーモニーチェインにもだんだんと慣れてきて、エコーを溜めたり開放したりという使い分けにも慣れてきました。
奥地にはお化け騒ぎの元凶とみられる、うめき声を上げている大型の魔獣がいました。
ビートくん、マーチとサルサという6歳時パーティで挑みます。
この敵はたまに大きく移動する攻撃をしたり範囲攻撃をしたりという動きを見せましたが、特に問題もなく撃破することができました。
やはり、ハーモニーチェインによって火力が上乗せされているのは大きいようです。
更にチェイン始動時にはカッコいい口上とカットインが入りますから、なんとなく大技感出てます。
マーチちゃんも可愛いし強いですね。

□大切な人
テヌート村奥地の花畑で夜空の下佇むポルカ。
崖際の高台から海を眺めながら、近づく足音に向かって問いかけます。
「みんなは?」
「みんななら大丈夫
 リタルダントで大切な仕事を任せてきたんだ」
アレグレットは明日の朝一の便でバロックに向かう事になったことを告げ、ポルカの横に座ると、共に海を眺めます。
ポルカは問いかけます。
「昔は もっと夜景が綺麗だったような気がするの
 灯りは今よりもずっと疎らだったけど」
「そりゃそうさ
 一つ一つの灯りがもっと純粋だったからな」
当たり前のように答えるアレグレット。
二人はその後もしばらく世の中の人々と心のあり方について語り合いました。

□身代わり
しばらくして、ポルカは立ち上がりました。
「いっそのこと この崖から飛び込んでみようかな
 そしたら また新しい人生が待ってるかも」
それを聞いたアレグレットは一瞬フラッシュバックのように崖際に立つ少女の光景を思い起こします。
「待て! 待て ポルカ!!」
戯れに発した言葉への反応に、ポルカは驚きます。
それを発したアレグレット自身でも、驚いている様子です。
本気で止めてくれてありがとう、とポルカは語りかけます。
そして自身の代わりにと、宝物にしていた石を海へと投げ入れました。
何を投げたのか聞いたアレグレットは、
「珍しい形の石って言えば
 俺もさっきリタルダントの浜辺で拾ったぜ」
と、手のひらに乗せてポルカに見せます。
その形は、今まさに投げ入れた石にそっくりであり、ポルカは声を上げて驚きました。
アレグレットは今度は代わりにこれを持ってなよ、とポルカに手渡します。
驚きのあまり反応の無いポルカから落胆したように顔を逸らすと、
「絶対捨てちゃダメだぜ なんつっても俺が初めて
 女の子にあげた大切なプレゼントなんだから」
と吐き捨て、明日の再会を念押しすると、アレグレットは町へと帰って行きました。
ポルカは手の中にある石が先ほど投げ入れた自身の宝物と"同一の物"である事を確信します。
海に投げ入れる前からアレグレットが同じ物を持っていた事に疑問を持ちながらも、
「珍しいから宝物なんじゃない
 大好きな人から貰ったから宝物だったんだ…」
「それと同じ形の石を
 アレグレットが私にプレゼントしてくれた…」
と、アレグレットこそが大好きな人だったのだと気が付きました。

□ショパンという人に詳しく
このムービーで題材とされる夜想曲はショパン20歳の時の作品だそうです。
この曲が書かれた詳しい時期については不明のようですが、ここではそれがまだワルシャワ蜂起が起こる11月以前であろう、と語られています。
ワルシャワ蜂起の後、国内に残してきた不安を抱えていたのではこんな甘いメロディは生み出せないのではないか、と。
ショパンが思いを寄せていた同じ音楽学校に所属するコンスタンツヤとの関係が描かれています。
ショパンはピアノでの表現能力に特別優れていただけであり、その人間性はただの20歳の青年だと締めくくられました。

□銅メダル
所は変わってバロック城の室内。
ビート、サルサ、ビオラの三人でカードゲームをしていたようですが、ビオラは負けが続きやめたやめた、とゲームを投げてしまったようです。
その様子に銅メダルだべ、大したもんだべとサルサは褒めたてますが、ビオラは3人中3位じゃないか、と不服を口にします。
ビートとサルサは結託して言い繕いますが、それを見て
「…おまえたち いつからそんなに
 息が合うようになったんだ?」
と少し感心した様子ですが、気が向いたらまた遊んでやるよ、と部屋を出て行ってしまいました。
バロックについてもう一週間、時間を持て余したという二人にはもうしばらく退屈な時間が訪れるようです。

□決意を口に
クレッシェンド王子に向かいワルツ伯爵を討ち取る必要性を熱説するジルバ。
それに対し、戦争は相手より優位に立ちたいという思いがエスカレートする一方だと否定するクレッシェンド。
その様子を子どもの喧嘩に例えて諭します。
自らの経験から、自らを信じない弱さがクラベスを死なせてしまったのだとジルバは言います。
そして、クレッシェンドにはその間違いを歩んでほしくない、と。
クレッシェンドはすぐ近くにスパイがいることなど既に知っていると言い、ジルバはそれが誰なのかと声を荒らげます。
しかしクレッシェンドはそれには答えず、考えさせてくれ、とジルバに退室を促しました。
ジルバの後ろ姿を見送ると、王子はセレナーデ…と呟き、彼女への思いを口にします。
そして、彼女こそがフォルテから送り込まれた刺客なのだ、とも。
今のやり方では解決にならないしまた、君が言うことも正論である。
だから新しい方法を見つけなければならないのだ、と。
「なあ そうだろう? セレナーデ」
そう言い放つ彼の自室の柱の陰には、セレナーデの姿がありました。

□おまじない
バロック城の中庭で話し込むポルカとビオラ。
おまじないを信じてしまうというポルカに、ビオラは一つの方法を教えます。
好きな人に、片手の親指と小指だけを伸ばした形を見せるだけで、すぐに両思いになれるのだと。
アレグレット辺りに試してみなよ、とからかうとポルカは照れくさくて城内へ走り去ってしまいました。
それとすれ違いにやってきたジルバは、そんなおまじないは聞いたことがないぜ、とビオラに聞きます。
「そりゃそうさ
 今考えたあたしのオリジナルなんだから」
との言葉に、あんまり適当なこと教えるなよと言い返されると、ちょっとだけ勇気を上げたのさ、と得意げなビオラ。
まぁほどほどにな、と言い去ろうとするジルバの背中に、手をかざすビオラ。
振り返りビオラはそういう人はいないのかと問われると、相棒ならもういるよとばかりにアルコを呼びます。
口説くのに失敗して残念そうにジルバがその場を後にすると、ビオラはその背中に二つの影を見ていました。
「あーあ 今回もまた…
 あたしは3人中の銅メダルか…」
その後、室内に戻って来て銅メダルも悪くない、と言うビオラにビートとサルサは首をかしげるのでした。

□おつかい
バロック城の前ではPTメンバーが勢揃い。
王子が結論を出すまではまだ時間がありそうなので、城の周りを散策することにしました。
バロック城下町を歩いていると、街路で教えを説く神父の姿を見つけます。
マーチとサルサの村には神父がいないため、珍しいようです。
足を止めて光の話を聞くと、興味があるならばアリア神殿へ行かれてはどうでしょうと提案されます。
そこならばより光を感じることができ、その本質に触れられるでしょう、とのこと。
そこへ行きましょう、というマーチの提案に、時間があるからそれくらいはいいでしょうと散策の目的地を決定しました。
しかし神殿へ向かって町から出ると、そこにいた男性に声をかけられます。
神殿に鍵がかかっていて、その鍵の持ち主は城で魔法の研究をしている奴なのだと彼は言います。
ならばと城へ戻って魔法研究所の魔法研究者に話を聞いてみると、アリアのカギを貸してくれるとのこと。
しかし、代わりに魔導書を持ってくることになりました。
この魔導書、外の道で落としてしまったのだとか。
再びアリア神殿への道、チェレスタの森へ向かい探索をすると、敵に守られた宝箱から魔導書を発見することができました。
それを持って再び城へ戻り、研究者からカギを借りることができました。
そして三度チェレスタの森へ向かい道を進むと、そこにようやくアリア神殿の姿が見えてきました。
おつかいイベントめんどくさすぎんよー>_<

□アリア神殿
アリア神殿の入口へとたどり着いた一行。
ポルカはモニュメントの物陰になっている扉に入っていく人影を見た気がしましたが、他の面々は見ていないと言います。
神殿に入ろうとすると扉には鍵がかかっており、やっぱりなとアレグレットは言いました。
入るとすぐにワープ装置があり、それを使うと空の間へとワープしました。
このアリア神殿の内部にはモンスターの姿が多くあり、一方通行の氷の床があったりします。
また、特定の魔獣を倒すと宝箱がワープしてきて取れるようになったりするため、片っ端から敵を倒したくなります。
構内を進んでいくと、上へ進む螺旋階段があり、どうやら上へと登っていく塔の構造のようです。
途中でどうしても入ることができない部屋があったりしてどうにか入れないかと隠し通路なんかを探したりしましたが、この時は入り方がわかりませんでした。
最上階まで登ると、そこは広い大きな部屋になっていました。
誰の姿も見なかったのでやっぱり見間違いだと言うビート達の背後から、女性の声が聞こえてきました。

□仇討ち
リタルデントで得た情報からやってきたのは、一行を追ってきたロンドでした。
自分たち以外に人がいたことに驚くビートですが、ポルカの記憶にあった人影とはなんとなく違うような気がしているようです。
ロンドはポルカに用があると言い、大人しく従えば他の物に危害は加えない、と脅しをかけます。
一同を沈黙が包みます。
「そうはさせないよ!」
そう発言したのは、ファルセット。
広間の入り口に立つ彼女の姿に、ジルバは目を丸めます。
ファルセットは心配をかけたことを謝ると、経緯を語り始めます。
クラベスに勝てないことを悟った時、その事実から逃げ出してしまったことを。
そして、そのクラベスと対等でいられる唯一の方法を見つけたことを。
それは、クラベスの仇であるロンドを倒すこと。
もう逃げ出さないという決意とともに、ファルセットはこの場へやって来たのです。
ロンドはクラベスを殺害したことを認め、ファルセットの実力も評価します。
クラベスの代役を努められるほどだ、今からでもスパイにならないかと。
ファルセットはロンドに対する憤りを露わにします。
「絶対に許せない」
「人を想う純粋な気持ちを
 簡単に断ち切るようなやつは!」
「絶対に許せないよ!」

□venom grand!
戦闘メンバーにファルセットが加わり、妙に技の発音が良いロンドさんとの戦闘です。
ロンドは通常攻撃も繰り出す技も動作が早く、攻撃をガードするのがとても難しい相手です。
また、スローの状態異常にする攻撃を使ってきたりとまともに攻撃を受け続けると苦戦は必至です。
こちらはビートとファルセットを接近させてエコーを稼ぎ、遠くからのビオラの弓を主力に削っていきます。
フルコンボをもらったビートが何度か瀕死になりましたが、回復アイテムでなんとか凌いで勝利することが出来ました。
戦闘後、ジルバがファルセットに歩み寄り、頬を叩きました。
それを受けたファルセットは皆の見つめる中、無言で彼に体を預け、その体をジルバは抱擁します。

□第六章 別れの歌
バロックの城下町に戻ってきた一行は、クレッシェンドが出した答えを聞くために彼に会いに行く事にしました。
バロック城の居室へ向かいましたが、その姿はありません。
それではセレナーデの所かなということで彼女の部屋へ向かいますが、その部屋にもいないようです。
仕方なく部屋を出ると、そこに駆けつける一人の男性の姿が。
彼が言うには、クレッシェンドとセレナーデの姿がどこを探しても見つからないとのこと。
もう一度探してみようというアレグレットに、それは無駄だろうと返すジルバ。
自らが犠牲になることでバロックを救うために、フォルテに向かったのだと推察しました。
場面は代わり、バロック城の前で言葉をかわす2人の姿が。
クレッシェンドは自分が無条件で降伏し、セレナーデはワルツ伯爵に口添えをするのだと言います。
そしてクレッシェンドは自らの国、故郷へと別れを告げ、決意を露わにしました。
その後、ショパンの経歴と共に別れの歌に対しての解説がされました。
ポーランド革命に参加出来なかったショパンの祖国への思い、決意を表しているのだとのこと。
美しい旋律の中にも、彼の想いが刻まれているのでしょう。

□トゥコーダ遺跡
ジルバは、男性から1つの鍵を預かります。
これがあれば縄文の横にある小屋から、トゥコーダ遺跡へと行けるようです。
そこを抜ければフォルテに向かったのだと思われると聞き、一行はクレッシェンドを追いかける事にしました。
その小屋は転送室になっていて、どうやらワープ装置でトゥコーダ遺跡へと行けるようです。
早速トゥコーダ遺跡へと向かうと、そこは不思議な空間に浮かぶ島とその上に立つ2階建ての建物、そして各地点を結ぶワープ装置に不気味なモンスターが跋扈するエリアでした。
ワープすると建物の2階に転送されたり、そこから飛び降りたりと立体的な視点が必要です。
また、道中の浮かぶ島にはそれぞれ名前がついており、背信の島、嫉妬の島、貧苦の島などとあまり目にしたくない文字が多く見られます。
そしてその各島には1つずつ、文章の刻まれた謎の碑があり、調べると
一の王が『私の心にあるものは何か?』と問うた
すると銅の鶏は『背信あり』と鳴いた
というような意味深なメッセージが表示されます。
これは後に謎解きに使うのだと思って必死に探索しながら進んでいくと、8つ程度島を渡ったところで、チェロの木という緑あふれる場所にたどり着きました。
どうやら謎解きも何も無くただ進むだけのダンジョンだったようです。。。

□おみくじ
広がった大地を進むと、その先にはチェロの木というご神木と神社がありました。
そこに近づいてみると、杖をついた白髪のおばあさんが突然、
「あんたがくるのはわかっとったよ ポルカさん」
と話しかけてきます。
何故自分の名前を知っているのかと困惑するポルカに、ずいぶん久しぶりじゃのうと返す老婆。
しかしポルカの記憶には老婆との邂逅は無く、どこかで会ったのかしらと口にするポルカに、この場所で会ったことがあるんじゃよ、と語ります。
「ここで御神籤を引くのはあんたしかおらんからのう」
と続けて。
不思議がるポルカを見ても尚、「運命は変えられん」「時間通りにやって来た」「今回もトラブルは無かった」などと意味深な言葉を口にします。
そしてポルカが引く大凶の御神籤を神の木に結くのを見届けるのが仕事なのだと言います。
老婆が言うには、この木は昔からここに立っていて、まるで歳を取らないような場所なのだとのこと。
結果のわかっているなんておかしいと言い、ポルカは御神籤を引きます。
そしてチェロの木の根本でその御神籤を開き見ると、ポルカは思わず
「これは…!?」
と声にしてしまい、そして、周囲の枝には大凶の御神籤ばかりが結わえられている事に気が付きます
やがて神木から戻ってきたポルカに声をかけてもそれを無視してされるマーチちゃんカワイソス。
皆の所に戻ってきましたが、おばあさんの姿はもうありませんでした。
どこに行ったのかは、誰も見ていない様子。
御神籤はどうだったのかと聞くアレグレットに対し少し間を置いて頷いてから、
「あのおばあさんの言った通りだった…」
と返しました。
たかが御神籤、気にするなという言葉を聞くと、
「さあ 行きましょう
 ここにいる意味は もうない」
と先を目指す事にしました。

□ロック山
チェロの木からカウベル平原を抜けると、ロック山のふもとにつきました。
この山を越えればもうフォルテの国、クレッシェンドが峠を越える前に追いつけなければ大変です。
さあ山登りを始めようというところで、そばにいた道具屋にジルバじゃねえかと声をかけられました。
ファルセットもいるなと言う道具屋は、誰からも相槌を打たれることなく勝手に話し続けると、一方的に話を打ち切り定位置へと戻って行きました。
せっかくなので装備の新調とアイテムの補充に利用させてもらいます。
ここまで撮ってきた写真を売っているおかげで所持金は100万Gを超えていましたが、販売アイテムの価格は2000Gとかで一向に消費額が大きくなる気配がありません。
こりゃちょっと稼ぎすぎたかな……。
さて、このロック山というダンジョンはひたすら山道を登るわけですが、途中で強い風が吹いて片側に流されそうになる場所があったり、分かれ道に坑道が続いていたりしています。
敵もそれなりの強さになってきていますが、今までの道中でもしっかり経験値を稼いでいるので、あまり苦労はしませんでした。
途中でジルバの昔語りが入ったりもしましたが、特にイベントムービーがあるわけでもなくフォルテとの因縁を思い出します。
そして順調に山頂付近までたどり着くと、そこには彼らの姿がありました。

□対談
もうすぐフォルテ領だ、と話すクレッシェンドにとうとう追いついたアレグレット達。
王子は一行の追尾を予想済みだったようです。
バロックは無条件で降伏することにした、と話すクレッシェンドに、犬死するだけだと止めるジルバ。
隣に佇むセレナーデは、本気でクレッシェンドのために行動するつもりのようです。
それでもバロックは戦争を回避出来ないと説得する一行の前に、不吉な影が近寄ります。
バロック側の空に現れたのは、ドラゴンの群れ。
そして、表面色が違う赤いドラゴンに乗っているのはワルツ伯爵。
一気に緊迫する空気。
他の大群を待機させ、ワルツとその腹心、レガートはクレッシェンド達の前に降りてきました。
現れたワルツに向かい、クレッシェンドは無条件の降伏を申し出ます。
続いてセレナーデは、フォルテとバロックの和平をワルツに訴えます。
ところが、それを聞いたワルツはバロックの脅威などもう関係ないと言い放ちます。
更に、今興味があるのはその娘さ、とポルカを見据えます。
咄嗟にアレグレットが道に立ちふさがります。
しかし、自ら歩き出すポルカを止めることは叶いませんでした。
ポルカの身を明け渡せばこの場全員の命は保証しようと言われたポルカは、自らの足で歩きます。
ワルツの前へとたどり着くポルカ。
するとレガートが持っていたアゴゴが光を放ち始めました。
そしてもう片方の手にもつ瓶に光るアゴゴを入れると、その瓶は光を吸収し、紫色の湯気を出し始めました。
とうとうワルツが求める薬が完成してしまったようです。
ワルツはポルカへと歩み寄ると、その頬を手で叩き飛ばしました。
その場に倒れこむポルカを運ぶようにレガートに指示したワルツは、
「さあ この娘以外には もう用は無いね
 気晴らしに遊んであげるよ!」
と言い放ち、戦闘を挑んできました。

□対決
ワルツとワルツが乗っていたドラゴン「カラミティウィルム」の2体との戦闘です。
戦闘直後にワルツのターンから始まると、おもむろにショパンに近づいて攻撃してくると1ターンでショパンが戦闘不能になってしまいました。
今までの敵とは段違いの強さです。
ワルツの攻撃は素早くガードしにくい上に1発食らうと残りはコンボになり、また高威力のカットイン技を連発してきます。
発生の素早い通常攻撃や必殺技ををガードしそこねると致命傷になりかねません。
更に広範囲の必殺技を持っており、まともに喰らえば回復しなければ即死圏内になってしまいます。
一方ドラゴンの攻撃は素早くガードしにくいものの攻撃力自体は即死するほどではありません。
アイテムを惜しみなく使用して状況を立て直しつつ、周りを取り囲んでボコボコにします。
ワルツは非常に素早く味方の行動が1順する前に再び行動することも珍しくありません。
アイテムが尽きる前にエコーを溜めてのハーモニーチェインで短期決戦をかけます。
かなりの消耗戦になりましたが、残る回復アイテムが2つだけ、というところでなんとか倒すことができました。

□Lv.5
戦闘勝利後、パーティークラスレベルがレベル5に上昇しました。
Lv.4との変更点は次の通り。
シンキングタイムが1秒→0秒(なし)に
反撃が可能→反撃時に必殺技も使用可能に
キャラクターの移動速度が1倍→1.5倍に
ハーモニーチェインが2チェイン→3チェインまで可能に
アイテムスロットが30P→40Pに

ターンが回ってくるとすぐさま行動時間が減ってしまうようになり、よりスピーディーな戦闘を展開しなくてはならなくなりました。
特筆すべきはハーモニーチェインの3チェイン目でしょうか。
今まで通り24エコー溜めて必殺技を放つともう片方の必殺技で2チェイン目が発動可能ですが、更にそこから他に味方が必殺技を発動可能な場合、3チェイン目を発生させることが出来るようになりました。
3チェイン目では近くの味方が必殺技で追撃をしたり、そうでなければHP回復技を使ったりということができるので、単純にハーモニーチェインが強化されたと考えていいでしょう。
今後はこの3チェインを安定させて発生させることが火力を出すためには重要です。

□麺細硬油少なめ味薄めあっさりで
「あとは あのじじいか」
戦闘が終了すると、アレグレットがレガートへと顔を向けます。
え? ワルツ伯爵これで終わり? 死んだの? え?
数歩後ずさったレガートは、ええいやむをえんとその手にした薬を飲み始めました。
その様子を固唾を呑んで見守るアレグレット達。
息を切らしてぬおおおおおぉぉぉぉ!と叫んだレガートは、紫の瘴気に包まれてその姿を四足の怪物へと変えてしまいました。
そしてその化け物が咆哮を放つと、各人の意識は途絶えました。

□第七章 英雄
アレグレットが目を覚ますと、他の面々も意識を覚醒させた所のようです。
辺りを見渡すとそこはワルツ山の山頂に違いがありませんが、崖に向かって突き出した所に、バチバチと異様な気配を漂わせる穴が空間にポッカリと開いていました。
そこにレガートの姿は無く、先ほどの化け物が空間に穴を開け、どこかへと向かってしまったようです。
怪我を負い倒れこむセレナーデを介護するクレッシェンドをその場に残し、その穴をくぐり先へと向かいます。
歪みと名のついた世界の端から砂が滝を作ってこぼれ落ちる場所にたどり着きその先へと向かうと、そこには不思議な雰囲気の街が広がっていました。

□月の街エレジー
そこに生き物の姿は無く、人々の魂魄のみが暮らすこの街には、レガートが空間を捻じ曲げてしまったことでたどり着いたようです。
魂魄は青と赤の二種類がいて、その色は性別を表すようです。
死しても商売をしたり異性を口説いたり、意識は人間そのものですがその姿形は生き物のそれではありません。
話をして情報を集めると、この場所に集う魂魄は鉱封薬によって化け物になり死んだ者達であり、ここはあの世に行けずこの世にも留まれずに彷徨う狭間の世界だそうです。
死者から様々な後悔、思い出話を聞いて回ると、化け物の姿を見たという住人の話も聞けました。
やはりレガートはこの世界に来ているようです。
そしてそれはやがて自らを喰らうであろう、それでも行くか?という問いに頷くと、シスターは試練の塔に登れと言いました。
しかし街にあるシロフォンの塔の入り口には門番がいて、長老の許可がなければ通せないと言います。
街を抜けてノイズ砂丘に出ると、そこには巨大な障壁のようなものが立ちふさがり、更に先へは進めませんでした。
その障壁の前には一つの魂魄が浮かんでいます。
話しかけるとその魂魄はとてもフランクな口調の長老であることがわかりました。
塔へと立ち入る許可をもらい、エレジーの街へと引き返します。

□シロフォンの塔
塔の入り口を守る門番に許可が出た事を伝えると、道を開けてくれました。
試練の塔に入ると、そこには下のファから上のドまで音階で並んだ鍵盤と、試練の番人のオーブ?がありました。
どうやら鳴らされたメロディと同じように演奏するために鍵盤のところまで歩き、順番に鳴らす必要があるようです。
とは言っても、最初は簡単で短いメロディな上に、お手本の鍵盤が光って位置を覚えられるので難しくはありません。
なっているメロディはどうやら夜想曲の1フレーズのようですね。
順番に鳴らし終えると、次の階への螺旋階段が現れました。
この階段、乗ると1段1段光りながら音を鳴らしてくれるのですが、その並びはめちゃくちゃ。
移動するだけで実にうるさいダンジョンであります。
途中更に2体の番人がいましたが、2人目は最初のメロディに少し追加されただけでした。
3人目は更にメロディが長くなっている上に、今までの音階はなるだけで光で教えてくれません。
追加部分は光で教えてくれるので、今までやってきたメロディ+αを順番に鳴らすだけです。
最上階に到達すると、そこには見覚えのある形状のモンスターが2匹佇んでいました。
「あいつらがこの塔の守護者か!
 いくぞ!!」
とアレグレットが発言し、ボスとの戦闘です。
ロック山山頂辺りから、かなり突っ込みどころの多い展開が増えてきます。
このボスはアゴゴの村広場でポルカが襲われた武器を持ったボスと、ウッドブロックの林で出てきたキノコのボスとの2体組です。
ここまで来ると敵の攻撃力もかなり高くなってきましたが、既に戦ったことがある敵なので的確にガードをすれば戦闘不能まで追い込まれる事はありません。
片方を集中攻撃して撃破してしまえば、勝ったも同然です。
しかし戦闘メンバーがアレグレット、ポルカ、ビートの3人で火力が低かったためにかなりの長期戦となりました。
かなりキャラ差が出てきているのですが、弱キャラと呼ばれるようなパーティーでも十分に戦うことのできるバランスになっています。
戦闘を終えるとそこには意味ありげに光る台座が。
そこに乗ると、ノイズ砂丘の封印の壁が消え去ったようです。
レガートを追い、砂漠の先へと急ぎます。

□夢幻砂丘
ノイズ砂丘を通り抜ける際に長老に話しかけると、意味ありげな発言をしてくれました。
「……忘れるな。
 鏡は4匹の悪魔となり――
 流れる時間は下へと溜まる……。」
ノイズ砂丘から奥へと向かうと、そこは風が吹き荒れる砂漠と、その奥に見える塔と城。
あの城を目指して進みます。
途中でショパンの武器、タクトを入手したのですが、そのアイコンが光を帯びています。
最高性能の武器ということでしょうか、いよいよ佳境のようです。

□砂の巨塔ダブルリード
城内に進入すると、そこはまさにラストダンジョンといった雰囲気のデザインと音楽。
このダンジョンは東塔と西塔の2エリア、地下1階〜地上7階の階層に別れています。
地下に行っても何もなかったので、まずは東エリアの上層を目指して登っていきます。
敵を倒して宝箱を開けながら7階までたどり着くと、そこには見覚えのある形状の敵シンボルがありました。
3章で泉の奥で戦った敵の色違いのようですね。
近づくと戦闘になりました。
お供も連れているようですが、戦闘メンバーに入っていたファルセットが強い強い本当に強い。
ただでさえ手数が多く性能の良い技が揃っている上に、前回のボスで手に入れた武器が非常に強力です。
このゲームは戦闘中に攻撃をヒットさせると行動可能時間が少しだけ増えるのですが、その上昇量を増やすという特殊効果がついています。
おかげで敵の近くまで歩いてAボタンを連打しているだけで、簡単にエコーが多くたまり、ハーモニーチェインを連発できます。
動きが素早くガードしづらいので苦手なタイプの敵でしたが、火力で押し切り無事勝利することができました。
敵を倒すと7色の光を発しながら崩れ去り、急に回想シーンのようなものが流れ始めました。
ビートのカメラについて話すビート、ポルカとアレグレットを眺めるショパン。
父親から受け継いだカメラをバカにされて怒り、走り去るビートくん。
写真には目で見るだけではない真実が封じ込められているみたいな事を急に語り始めるポルカ。
それを聞いたアレグレットは、それの音楽バージョンもあるのか?とショパンに問います。
ショパンは真実を奏でる音楽というものについて、返す言葉がありませんでした。

□続・ダブルリード東
7階から先は無さそうだったので、ひとまず引き返す事に。
3階まで戻ってくると、まだ探索していないエリアがあることに気が付きました。
東塔の西側に続く道を歩くと、更に上へと上る道が続いていました。
道中では続々と光る武具が手に入ります。
東塔西側7階まで登ると、そこにはまたまた見覚えある形状の敵シンボルが。
最初にアレグレットとビートが街を出た時に戦闘したドラゴンパピーの色違いのようです。
しっかりガードを成功させれば怖い敵ではありません。
戦闘に勝利すると再び回想シーンが流れ始めました。
ショパンに語りかけるのは、クラベス。
時間と共に起こる変化を楽しむ芸術という音楽、時間が経っても変化しない芸術という絵画。
この2つが歩み寄った時、神に認められた芸術になるのだと言います。
芸術は1つの感覚では感じられないのだという持論を展開します。
そして、それは芸術に限らず全てのことに言えるのだという言葉を、ショパンは真に受けたようです。
ショパンさんが設定を思い出して色々と急いでフラグを立て始めたように感じました。

□二つの塔で苦労も二倍だぜ
イベントが終わると、塔の頂上から砂が流れ落ちるような映像が流れました。
東塔の探索はこれで終了のようですので、西の塔へと向かいます。
探索を進めながら西の塔7階まで向かうと、やはり敵シンボルが。
法則性がわかってきたぞ。
今度は鏡天花の森で戦った猪のようです。
道中でもしっかり敵を倒しているので、もはやこの程度の敵では止められません。
そういえばエレジーでのお店が最後のようだったけれど、数百万Gも余ってしまいましたね。
アイテムを贅沢に使って倒すと、やはり回想シーンが流れました。
今度はジルバとファルセットが現れ、ショパンの素性について話しています。
夢の中の世界だなんて突飛すぎるというジルバと、出身地も聞いたこともない地名に凝った設定だね、と返すファルセット。
「なあ こう考えてみたらどうだ?
 実は逆なのさ こっちが現実で
ワルシャワとかいう街があるほうが夢なんだ」
というジルバに相槌を打つファルセット。
それを聞いてもショパンはこの世界は死の淵を彷徨う私の夢なのだ、と断言します。
この世界の人間には生活がある、人格も意思もある、と力説するファルセット。
たとえそれでも自らの行末は誰でも決められるのだから、その点では夢と現実は区別できないのだとショパンは言いました。

えっ つまりどういうこと?

□4匹の悪魔(笑)
西の塔3階東側から新たにできた道を進んで7階へ。
今度の形状は砦で出てきたボスだったかな。
戦闘に関しては省略します。
今度のムービーはサルサとマーチの姉妹、それにビオラ。
この旅の先には何があるのかという問いと口にしたショパンに、どっかに続いてると軽口を叩くサルサ。
この旅が最後の旅になる気がする、というショパンに対し、ビオラは行先はあんたと違って明るすぎて見えないのさ、と言います。
未来は誰にもわからない。だから今を精一杯生きるのだとマーチがうまくまとめてくれました。
「道はどこかへ続いている……。」
その言葉をショパンが口にしてムービーが終わると、西の塔の砂も流れ落ちて行っているようです。
西塔の探索もこれにて終了。
いよいよ旅も終わりを迎えようとしています。

□世界の歪み
二本の塔から砂が流れ落ちた事によって、地下の道が開けました。
長い階段を登った先に続くのは、命脈への道。
いよいよこの世界の根幹部への扉が見えました。
長時間の配信と全くレスがもらえなかった事とで少し疲れていたので、1時間程度のご飯休憩。
体力と気力を補充して、扉の先へと挑みます。

□万事解決のために
扉の先には、怪物と化したレガートが待っていました。
もはや言葉を交わせる相手ではありません。
これ以上の鉱封薬の被害を食い止めるためにも、ここで打ち倒します。
中々攻撃力が高く、ガードに失敗すると強烈なダメージを負ってしまいますが、ここまで来たこちらの戦力も並ではありません。
ファルセットでボコボコに殴りまくってハーモニーチェインで攻撃して行きます。
特に苦戦することもなく、ヴェルムンズ・ラストという剣を落として消え去りました。
あまりにもあっさり撃破してしまったために二連戦かな?と警戒したりもしましたが、これでレガートの出番は終わりのようです。
そしてレガートがいた場所に新たな次元の歪みが現れました。
その場にいた全員が一言も発しないどころかなんの反応もありませんでしたが、他に行くところも無さそうなのでその歪みに近づいてみました。
するとショパンがひとりでに歩き始め、周りの声も聞かず、歪みの先へと進んでしまいました。

□最終章 鏡天花
歪みの先は、荒廃し赤い霧がかかってはいるものの、見覚えのある広場。
プレイ中は気が付きませんでしたが、テヌート村にあるポルカとショパンが出会い、アレグレットと話をした花畑、あの場所のようです。
そして周りの皆に背を向け歩くショパンは語り始めました。
「薄れ逝く意識の中で必ず訪れる
 自らの精神(こころ)との対峙そして挑戦
 一糸纏わぬ 裸の自分を直視させられる唯一の瞬間
 それが今であることは
 もはや疑いの余地はないでしょう」
そしてショパンは振り返り、話を聞いていたアレグレットたちに宣言します。
「あなた達は
 私が作り出した登場人物にしか過ぎない!」
動揺する一行。
どうしてと問うビートにショパンは答えます。
ならば試しましょう。
私の精神が矛となってあなたたちを貫くことができるのかを――。
「私がそれほど弱い人間なのかを!!」

□最終決戦
自らの夢を撃ち貫く矛となったショパン自身と、アレグレット達との対決です。
ショパンは非常にタフであり、しかも出の早い通常攻撃、使い勝手の良かった必殺技を繰り出してきます。
それに対しこちらはビオラ、ファルセット、マーチという非常に性能の良いキャラクターを揃えたパーティで応戦します。
BGMで革命が流れる中の決戦は情緒もあり格好いいシーンですが、ショパンの攻撃力はかなり高めなのでガードするために気は抜けません。
カットイン技を必死にガードして、ひたすらボコボコに殴りまくります。
そしてなんとかショパンを撃破。
うわあああああああああという断末魔と共に画面が暗転。
そして次に出てきた画面は……。

□クリアデータについて
ここでクリアデータをセーブすることができます。
クリアデータをロードすると
以下の状態からゲームを開始することができます。

・エンディングを見る
・最初からゲームを開始する

最終セーブポイントからゲームを再開することは
できませんので注意してください。

□?????
実績のロックが解除されましたのシステム表示と共に突然出てきた表示。
どうやらゲームクリアのようです……?
ゲームクリアのセーブタイムは22:41:25でした。
セーブを終えるとエンディングが始まりました。
「私に あなた達は倒せなかった よかった…」
そう言って前のめりに倒れこんだショパン。
目を細めてそれを見やる一行。
そんな中、ポルカは一人崖際へ向かって歩き始めます。
そして縁に立ちアレグレットに向き直ると、ごめんなさいと口にしました。
どうやらポルカはここに来るのが目的だったようです。
「私 思い出したの
 自分の進まなければならない道が…」
するとポルカの母親の幻影が現れ、両肩に手を置くと、海に飛び込みなさいとポルカへ話しかけました。
その後しばらく会話を交わす二人。
そしてポルカは自らの意思を口にして決意を表しました。
「待てポルカ!」
止めるアレグレットにポルカは後ずさりながら答えます。
「あるの… 私が役に立てる場所が
私の心に眠るトラスティの輝きで
照らさなければならない場所が」
「やめろ!」
そんな言葉が響く中、ポルカは両腕を横に広げ、崖からの風を体に感じます。
「私の… 私の一番大切な人のためだもの
今の私ならこんなこと何でもない」
このシーン、音楽が非常に盛り上げてくれます。
そしてポルカは目を瞑り、背中から体を宙へと預けました。
「ポルカーーー!!」
拳が宙を切ったアレグレットの叫びが響きます。
そしてその場に崩れ落ちるアレグレット。
「トラスティが輝いているやつが損をするのか!?
 そんな理不尽な世の中でいいのか!?」
拳を地面に叩きつけ激昂するアレグレットに周りの仲間はかける言葉がありません。
「てめー! 勝手に俺達の世界に入り込んできて
 勝手に出て行きやがって!!
 これは あんたの夢なんだろ!
 夢だったら何とかしろよ!」
地面に倒れたまま動かないショパンに向けて怒りを露わにします。
そしてジルバが首を横に振ると、誰も言葉を発しなくなりました。
そんな中で目を開けて独り言をつぶやくショパン。
「夢? 本当に… ゆめ…?」

□エアーキッス
見覚えのあるシーンが流れます。
一人の少女が身投げをするシーン。
オープニングで見た、あのシーンにそっくりです。
ただ、台詞がちょっとだけ違いました。
そして通称「説教」と呼ばれる感動のスタッフロールへと入ります。
ゲーム内の色々なキャラクターが次々に現れて、色々と伝えたい事を話してくれます。
ゲーム内では特にそんなに直接的に言葉で伝えてくる事はありませんでしたが、ここでは色々とテーマというか、色々と喋ってくれます。
10分ほどお言葉を頂いて最後に、今からやれば絶対にまだ間に合うさ!という言葉を聞き、次のシーンに移ります。
ポルカのお母さんが天から降ってきた幼いポルカを迎えるシーンです。
その直後、ショパンの語りが入ります。
「死という現実すぎるほどの現実
 それを受け止めるために歩んできた
 夢のような夢の旅
 全ては今 ここにフィナーレを迎える」
そして今度は現実世界、パリにシーンが切り替わります。
時計の鐘がちょうど二つ鳴ったところです。
その場から立ち上がると、ドクターはショパンが生命を終えた事を口にしました。

□午前二時に咲く花
再びシーンが切り替わると、今度は見覚えのあるムービー。
幼いポルカとお母さんが花畑を歩いている、オープニングでも流れたシーンのようです。
しかし、途中でショパンの声が入ってきます。
14歳しか生きていないポルカを死なせはしない。
そう言った後、言葉を続けます。
「さあポルカ 午前二時だよ
 今こそ咲く時が来たんだよ
 鏡天花と呼ぶか 死灯花と呼ぶかは
 私の自由だって言いましたよね
 私が決めていいのですね
 では 今 間違いなく決めましょう
 あなたによく似たあの花を
 闇に果敢に立ち向かうあの花を…
 鏡天花と呼ぶことを!!」
歩いていたポルカは立ち止まり、呼ばれちゃったみたい、と母に伝えました。
そしていってらっしゃいという母に別れを告げると、光と共に天へと登って行きました。
そして空間を超えて天を目指すポルカは14歳の少女の体へと戻ります。
そのポルカが現れた先は、先ほどポルカが身を投げたあの広場でした。
空中に浮かぶポルカを見てビートが思わず口にします。
「ポルカ姉ちゃんが… 咲いてる…」
それを聞いたアレグレットは立ち上がり、ポルカに向かって駆け寄るのを、ショパンは見ていました。
地面へとポルカが降り立つと、その輝きが広がっていき、一面の花畑の景色が蘇りました。
そしてポルカとアレグレットは無言で抱きしめ合い、花びらが舞い散る広場には穏やかな空気が流れるのでした。

□少女の歌
今度は現実世界のパリ。
ショパンの肉体から起きだしたショパンの精神は、傍らにあったピアノを演奏し始めます。
その調べに乗せてショパン最愛の人ポトツカは美しい歌声を響かせました。
鏡天花の森で光を放つ花々の中で演奏するショパンを背景に、スタッフロールが続きます。
そしてこの作品オリジナルの挿入歌「鏡天花」が終わると、Finという表示と共に終幕を迎えました。

□いのちのかたち
イモ虫さんはたずねました
ねえ いのちのかたちってどんなかたち?

かたつむりさんは答えました
トマトのような 赤い色じゃないかな

イモ虫さんは笑いました
違うよ かたつむりさん 色じゃなくて かたちだよ

かたつむりさんは答えました
ハチミツのような あまーい香りじゃないかな

イモ虫さんは困りました
違うよ かたつむりさん 香りじゃなくて かたちだよ

かたつむりさんは答えました
さらさら流れる 水の音じゃないかな

イモ虫さんはついに泣いてしまいました
違うよ かたつむりさん 音じゃなくて かたちだよ

かたつむりさんは答えました
さくらんぼのような 甘酸っぱい味じゃないかな

とうとうイモ虫さんは怒ってしまいました
もう かたつむりさんには聞かないよ さよなら

イモ虫さんはおうちに帰ってしまいました

なんだイモ虫さんたら 知ってたんじゃないか

笑ったり 困ったり 泣いたり 怒ったり

いのちは いろんなかたちに変わることを…

□感想
非常に難解なゲームだと感じました。
異世界の冒険記なのかと思いきや終盤では哲学的な内容も出てきたり、特に前触れも無く突拍子もない行動を取り始めたり。
ストーリーに関しては一度のプレイで把握しきれるものではないでしょう。
システム面に関してですが、戦闘はかなり独特で面白いシステムだと思います。
ターン制ではありますがリアルタイムバトルですので、操作の正確さやガードの正確性、判断力といったプレイヤーの実力が反映されます。
そしてRPGとしての能力値や装備品の反映もしっかりされて、キャラクター毎に大きな個性がある点は好評価です。
反面、面白いシステムが多くあるにも関わらずバランスが大味で全体的に練り込みが甘いことや、シナリオに盛り込めていない点が残念に感じました。
とは言っても中編RPG一本分のボリュームはありますし、良いところはたくさん見つかるゲームなのでプレイ中楽しかったです。
中古150円の値段分は十分に楽しめました。
隠しダンジョンや二周目限定要素があるようですので、後日遊ぼうと思います。

□で、いったいなんだったの?
つまりいったいどういうことだってばよ。
リスナーさんに教えてもらったトラスティベル解説サイトも見ながら、自分なりの解釈をしてみました。
・ポルカはこの世界の中でループしていた。
・ショパンの作った世界は、ショパン自身にも本当に存在するのか疑わしかった。
・ショパンはこの世界が存続できるのかを試すために最後に立ちふさがった。
・鏡天花という曲は、ショパンの妹エミリアを歌った曲である。
・夢の世界で楽曲でも何かを残すことができる事を知ったショパンは、最後にエミリアを伝える曲を残した。
大雑把にはこんな感じの解釈でしょうか。
私の解釈が合っているかはわかりませんが、何かを感じることができるゲームだと言うのは確かです。
終盤の展開は人を選ぶかもしれませんが、一作を終えてのやりごたえは感じられました。

□その後
プレイした次の日にはショパンRTAイベントがあり、その練習のためにここから6時間かけてもう一周しました。
早ければ3時間くらいでエンディングを見ることができるゲームですし、さっくりRTAができるゲームだと思います。
記録を狙えるチャートを公開しておられる方もいますので、興味がある人は遊んでみましょう。
ちなみに執筆する気力が切れたので日記には記しませんが、RTAイベントでは4時間34分46秒で無事打開することができました。
来年は4時間切りを目指して少し練習してから参加したいと思います。
そして後日ちゃんと2周目もプレイしました。
全部で10回くらいの配信回数だったと思いますが、2周目はセーブポイントごとに抽選王でパーティを決めて攻略しました。
2周目はかなりキツめのバランスで、ガードを失敗したらほぼ即死は当たり前で、敵によっては成功しても削りきられるような戦闘でした。
さらに隠しダンジョンではバランスがインフレしまくっていて何度も全滅したりしました。
最奥のボスでは抽選王のご機嫌がひどくてポルカ、クラベス、ショパンという火力の火の字もないようなパーティになってしまいましたが、1時間半以上戦い続けてなんとか勝利しました。
一見めちゃくちゃなバランスですがどんなキャラクターを使ってもクリアできるバランスになっていますので、自分のお気に入りのキャラクターで攻略してみてはいかがでしょうか。
2周目のプレイは中々面白い展開が多かったので書き起こしたい気持ちはありますが、ここまででかなりの文量になってしまいましたので、今回はここまでといたします。






2013/04/12(Fri)
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
1日目 「おかあさんのバカ!」
9時間ちょっとプレイ

□初プレイ!
ポポロクロイス〜はじまりの冒険〜の続編。
はじめからを選択し、ゲームを始めるとムービーが流れ始めました。
過去に妖精王ゼフィスが闇の意思・カオスにとらわれ闇の妖精王となり、封印されたという昔話。
謎の船のクルーがポポロクロイスへ戻ろうという話をしているもの。
ルナが母親と会話をするが、黄金の鍵の話になると月の掟を破ってはならない、と喧嘩になり、「おかあさんのバカ!」と言い放ち家出をしてしまう。
ピノンがナルシアに月の掟について語ってもらっている場面。
以上、4つのムービーが立て続けに流れます。

□ファーストインプレッション
これらのムービーが終わると操作可能になったのですが、気になったのはロード時間。
決して短いとは言えませんが、前作に比べれば劇的に短縮されています。
これは期待が持てます。
他にもレベルアップでもらえるスキルポイントを割り振る新成長システムや新しくなったグラフィック等、変更点が目立ちます。
その後、ゲーム内のオブジェクトを弾き飛ばす新システム「フリック」についての説明を受けたりした後、タキネンのレオナを呼びに行くという目標を得て、街の探索へ。
ひ、広い…!
街の探索だけで1時間15分ほどかかってしまいました。

□初戦闘!
ようやくポポロ平原へ、とりあえずレベルをあげようと思い初エンカウント、初戦は懐かしのドローン。
2回攻撃して勝利。
どうやらアクティブゲージがたまると行動できるシステムのようです。
そして早く敵を全滅させると早さに応じたボーナスが得られるシステムのようですね。
これは素早さゲーの予感…!
続けて2戦目へ、次は働くアリ。
2回攻撃しても倒せない、そして敵の攻撃力は結構高い…あれ?これやばくね?→HP丁度持っていかれて全滅。
え?え?とかいいながらゲームオーバー。
前にセーブしたのは街を探索する前でした。
あ、これ、ヤバいゲームだ。

□適時にレベル上げ行なっています。
その後気を取り直してレベル5まで上げ、戦闘にもだいぶ慣れてきたのでいざタキネン村へ。
道中でレッサーの存在について聞く。
どうやら通常より割増で道具や装備品を売りつけてくる生物のようです。
タキネン渓谷も無事突破し、タキネン村へ。
そのままフローネルの森を突破し、レオナとマルコの住む家へ。
マルコがパーティインッ!
海岸近くの秘密の道へ行くことに。

□再会
遠足を終わらせて海岸沿いの道へ戻ると、笛の音が聞こえてきました。
その音をたどってみると、ルナと再会。
しかし海の妖精族であるルナは、陸に上がってピノン達と遊ぶことはできないのです。
でも、突然現れたサボー先生が月の宝があればなんとかなる、といいます。
森の魔女、ギルダならばなにか知っているかもしれない。
ギルダの場所はポポロクロイス城にいるというレオナが知っているようです。
レオナに聞くと、ギルダはかけあしの泉に住んでいるといいます。
ピノンとマルコは、魔女の住処へと向かう。

□おやくそく
ギルダに会いに行くと、入り口にはレッサーデーモンが!
始まって初のボス戦闘です。
ですが、あっさり撃破。
ギルダが言うには、月の宝とは黄金の鍵ではないか、と。
前作で失われてしまった黄金の鍵は、王家の宝物庫に再生しているという。
竜の祠の深部にあるという、王家の宝物庫へ。

□ダンジョン攻略
竜の祠のしかけを解いて最深部へ向かうと、そこに現れる主なき鎧剣士。
厄介な毒攻撃を耐えてなんとか撃破すると、その先には王家の宝物庫が。
見覚えのあるガラクタのある部屋の中央にある台座の上には、黄金の鍵が。
黄金の鍵を手に入れたピノンとマルコは、ルナの元へと急ぎます。

□がんばりました
ルナに黄金の鍵を渡し、ルナが人間の姿へと変身!
これでルナもピノン、マルコと共に陸地を歩けるようになりました。
ルナがパーティインッ!
これで前作の三人が集まりました。
適時レベル上げを挟んでいたために結構な時間になってしまい、今回はここでセーブして終了しました。
13時間も配信したのは初めてですね。



2013/04/18(Thu)
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
2日目 「10000000000年早〜い!」
9時間ちょっとプレイ

□ルナが入って3人パーティ!
ルナは攻撃力は低めだけれど、特殊技のスプラッシュで敵の攻撃力を下げて戦闘を有利に進めることができるキャラクターのようです。
また、協力技で全体回復ができたりと体勢を維持したまま戦闘を行う軸となりそうです。
しかし現時点で真に有用だったのはマルコ主体の3人協力技で全体即死級の攻撃ができることでした。
この段階でのレベル上げやお金稼ぎがずいぶんと楽になりました。

□日暮れ、マルコの帰宅途中に…
レオナが心配していそうだったので、タキネン村を通ってフローネルの森に行こうとした所でイベントが発生しました。
日も暮れかけた頃、レオナが現れていつまで遊んでいるんだ?と会話を弾ませていると突然、白い光に包まれ…。

□ポポロクロイス王国の危機
ピノンたちが気がつくと、目の前には石になったレオナおばさんの姿が。
村の人々も一人残らず石像となっているようです。
いったいなにが起こったのか…でも、ルナが海の妖精王ならば石化を元に戻す方法をきっと知っていると言う。
ひとまず村を出ると、そこには石となり浮遊できずに転がっているギルダお姉さんの姿が。
ふと、城のみんなのことが気になるピノン。
焦りを胸に走るピノンを追って、ルナとマルコも後を走る。

□無音の城下町
ポポロクロイスに戻ると、街の人々もみんな石になっていました。
そして、城の中の人までも、一人の例外も無く…。
会議室では石と化したピエトロ王、ナルシア姫、将軍達といった姿が。
ピノンは力いっぱい声を出して話しかけますが、その返答はありませんでした。
そんな暗い雰囲気の中、扉の外から足音が。
だんだんと足音は近づき、とうとう扉が開かれました。

□おば…おねえさん
開かれた扉から現れたのは、人型の生命体*1。
ゲーム冒頭の船のムービーに映っていた人物のようです。
ピノンが動いたのを見ると、でたー!と叫んで飛び出ていってしまいました。
その姿を追いかけて城の扉を開けてみると、そこにはピノンの叔母、エレナの姿が。
「エレナおばさん!」
その腕に飛び込むピノン。
「おねーさん」
その言葉に反発するエレナおばさん。

□妖精王に会いに行こう
エレナおばさんは船を持っているようです。
妖精王に会いに行くために、その船に乗せてくれるみたい。
そのために一晩街に止まって、朝一で海岸まで来いって。
世話役となったモンバ(例の生命体)が伝えて来ました。
朝となり、海岸へ向かうとボアデリスという海に住む怪物が現れました。
なかなか手ごわい相手でしたが、無事撃破。
ボーナスのアイテムドロップもしっかりといただきました。

□クルー達との船旅
船に乗り、「すげーすげー!」大興奮のマルコと「まるで海賊船じゃない!」落胆するルナ。
個性豊かなクルー達と仕事をしたり肝試しをしたり。
エレナおばさんは、この船ではボスと呼ばれる大親分のようです。
順調に航海が進む中、ある異変が発生しました。

□竜の血筋
船が衝撃で揺れる中、側面からボアデリスマザーが現れました。
このままでは船が壊されちゃう!
撃退することを決意するピノン達。
そんなピノン達に、エレナおばさんが加勢してくれます。
戦闘メンバーの一員となり、共に戦ってくれました。
そのスキルの一つに、風の刃の文字が。
ピノンのものと違い、Lv1から敵全体を攻撃できる技でした。
突出した能力はありませんが、雑魚戦では活躍してくれそうです。
ボアデリスマザーは装備が揃っている分、以前戦ったものよりも弱く感じました。

□このシルエットは…!
航海中、漂流船のような船を見つけ、接近して様子を見ていると、自分たちの船ごと周りを囲む金属製の壁に捕らわれてしまいました。
そして映し出されるシルエット、見たことのある話し方。
声…はなんかちょっと違う?気もするけれど…。
風雲黒潮大魔王様と名乗るこのシルエット、見覚えがある気がします。
それはともかく、船からびっくりメカを送り込んでくる。
海賊呼ばわりされて怒ったエレナおばさんは、乗り込んで成敗するつもりのようです。
面白そうだからとモンバも参加する模様。

□モンバとエレナがパーティインッ!
ここからはパーティメンバーが入れ替え可能になったようなので、抽選王でパーティを決めることにしました。
最初の抽選は、ルナ、エレナ、モンバの3人。
新しくパーティインしたメンバーはレベル分のSPが溜まっているため、スキル振りに非常に悩みますね。
ここまでの方針では、ピノン→素早さ、マルコ→攻撃力、ルナ→素早さ、エレナ→MP、モンバ→防御力を重点的に上げています。
この辺りの敵はメカだけあって、非常にタフ、そして攻撃力が高い。
戦闘に参加していないメンバーはレベルが上がらないため、偏りが出ると苦戦しそうです。

□風雲黒潮大魔王城潜入
非常に長いダンジョンでした。
5時間ほどかかりました。
入り口でピノンが暗示効果のある光線を受けてしまい、戦闘パーティ強制参加。
その後、3区画ほどダンジョンを抜けました。
デフロボ生産工場の区画、昭和チックな町並みを再現した区画、そしてセキュリティセンター区画。
ダンジョンの途中で決めたルールですが、今後は竜の像の区画毎にパーティを抽選王で再抽選することにしました。
そういえばこの風雷黒潮大魔王城には竜の像は存在していなくて、全く同じ効果のある風雲黒潮大魔王像がところどころに設置されています。
これは…ほ、ほしい…。
途中でリスナーさんにも突っ込まれましたが、ポポロの世界観に昭和チックな世界は全く似合わない。
ノスタルジックなものでは無く、ときどき奇妙なファンタジーのような世界観を期待しているのだな、と改めて実感しました。
セキュリティセンターは敵がかなり強かったです。

□決戦、風雲黒潮ロボ
強敵と戦い続け、謎解きに苦労しつつ、なんとかボスまでたどり着きましたが、ボス前の像で再抽選したパーティはピノン、ルナ、エレナ。
ここまで進めたパーティとは大きく異なり、レベル差もずいぶん離れています。
これで戦いになるか…?と心配しながら戦ったところ、一撃単体即死又は瀕死級の攻撃がバンバン飛んでくる上に、相手のほうが素早さが早かったため、なすすべなく全滅。
レベリングを1時間程度行い、4レベルほど上げて再戦しました。
今度は相手よりも素早さが上回り、スプラッシュで攻撃力を下げることで安全圏で戦うことができました。
レベリングおかげで、無事に撃破することができました。

□長い長いダンジョン攻略
撃破後、「この風雲黒潮大魔王様に勝とうなんざ 10000000000年早〜い!」と言う捨て台詞を残し、お約束の自爆スイッチを起動させる。
逃げる風雲黒潮大魔王、サイレンが鳴り響く風雲黒潮大魔王城。 ピノン達はお茶の間のダストシュートから脱出しました。
いったい何だったのか…とあっけに取られながらも、航海を無事続けることができました。
その後は何もなく、海の妖精王がいるというマリーナ城の海上へと到着しました。
そう、妖精王は海の中にいるのです。
そして、物語冒頭でルナと喧嘩をしたルナのおかあさん。
彼女こそが、海の妖精王セレーネでした。
いよいよ、マリーナ城で妖精王にお願いをする時が近づきました。
非常に長いダンジョンを攻略し、疲れたので今回はここで終了です。



2013/04/19(Fri)
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
3日目 「おかあさん・・・なんだか・・・」
4時間半くらいプレイ

□妖精王との対話
ルナ、ピノン、マルコ、そしてパプーの4人(1匹?)で妖精王の城へ。
特に操作する場面は無く、イベントで自動的に会話をしてくれました。
妖精王曰く、石化は黄金の鍵の呪いである、と。
そして、その呪いを解くことはできるが、月の雫が必要である、と。
月の掟を犯したことによる罰が石化であり、それを償うために月の雫を取ってくれば石化を解いてくれると言ってくれました。
月の雫は竜の祠の奥深く、満月の祭壇にあるそうです。
「石化してから時間が経つほど手遅れになります。急ぎなさい。」
と言われたので急ぎポポロクロイスへと戻ることになりました。
ルナと仲直りをした妖精王は非常に柔和な話しぶりでしたが、月の雫を取ってくることを急かす姿は異なった印象を受けましたね。
時々人が変わったように酷いことを言ってしまう人のようです。
別れ際、ルナも「おかあさん・・・なんだか・・・」と言っていましたし。

□竜の祠へ
エレナおばさんによると、満月の祭壇は満月の夜にしか向かえないそうです。
でも、今から向かえば丁度満月の夜に着くことができそうです。
帰りの航海は特に何事も無く、ポポロクロイスの海岸へと着きました。
そこからポポロクロイスの城下町へと向かい、竜の祠へと向かう前にピエ太郎の様子を見ることにしました。
相変わらず石化したままですが、腰に下げた竜の剣を拝借することにしました。
ピノンの成長と共に強くなり、通常攻撃に攻撃力ダウン・防御力ダウン・素早さダウンの追加効果が付いたこの剣、これからも戦力になりそうです。

□満月の祭壇
王家の宝物庫の奥、鍵のかかった扉は、黄金の鍵によって開かれました。
フリックによる謎解き要素もいくつかあり、攻略には結構な時間をかけました。
敵の強さがそこそこだったのもありますが、一番時間をかけたのは謎解きに必要な箱をフリックのミスで落としてしまい、それが復活しないかどうかウロウロしたせいもありました。
結局マップを切り替えてもセーブ&ロードをしても箱が復活しなかったのだけれど、もうどうにもならないのかなこれ…。
ボーナスも結構サクサク取得でき、高額で売れるアイテムも手に入り始めたためにお金の管理がちょっと楽になりました。
あの宝箱が取れなかったのがひっじょーーーーーーーーーーーに心残りですが、しょうがないのかなぁ…。
満月の祭壇で月の雫を入手し、本日はここで終了です。



2013/04/24(Wed)
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
4日目 「私はまだ花も恥らう18歳!」
7時間半くらいプレイ

□満月の祭壇の宝箱
満月の祭壇クリア後からゲーム再開。
でも、どうしてもあの宝箱が諦めきれません。
どうにかして取れないかなぁ、と満月の祭壇をウロウロ。
見える範囲はフリックでなんとかならないかなぁ、とか。
箱が見えないバグなだけで実はあるんじゃないかなぁ、とか。
そんな事を考えながら1時間ほど徘徊して、もうさすがに諦めるか、諦めきれないけれど諦めるか…。
と未練たらたらで出口から外に出ようとした時。

□あ!
「あ!」と発言してから数秒止まってしまいました。
出入り口の両脇にある柱の片方の上に、あれだけ探し求めた箱があるではありませんか。
3時間はゆうに探し続けた箱ですよ。
なんでこんなところにあるんですか。
私がなくした箱は橋の仕掛けの横にあった箱のはずです。
なんで入り口にあるんですか。
なんで!
でも、これでようやく求め続けた宝箱が取れました。
ピノンのEx装備アイテム、きぐるみときぐるみの足をセットで入手。
ピコピコハンマーと合わせてEx装備ができるようになりました。
素早さはとっても高いけれど、攻撃力はいまひとつ。
とりあえずでその後しばらくは使いましたが、イベントシーンでもあまり合わなかったので、普通の装備に戻してしまいました。
でも、きぐるみセットはけっこうかわいかったけれどね。

□いざ、妖精王の元へ
心残りも全て解消し、船に戻るために帰路へとつきます。
ポポロクロイスの城下町を出る際に、イベントが発生。
なんと、サボー先生が平原の方からこちらへ歩いてきます。
「私はたまたま遠くに出掛けていたので、石化せずに済んだのだよ」
そんな事を言うサボー先生。
月のたかr…じゃなかった、月の雫を見せてくれと言われたので、エレナおばさんが渡します。
すると、発言と性格が豹変するサボー先生。
「やーい やーい だまされてやんの」
と、ボワンと煙に包まれ、パーニャと名乗る羽の生えた妖精のような生き物に姿を変えてしまいました。
月の雫を返せと言うピノン達に、アロハウルスへと姿を変えて応戦するパーニャ。
戦闘ボーナスはExpのみだったので、ボスというほどの扱いではないようです。
戦闘が終わると、今日はこれくらいで許してやるのね、と捨て台詞を吐き捨てて月の雫を持ったまま鳥へと変化して逃げてしまいました。
パーニャを追って海岸へ向かうことに。

□企てと黒幕
海岸へ向かうと、そこにはパーニャと海の妖精族と思われる人影の姿、そして巨大なカニのような生き物。
パーニャを追ってきたピノン達に、ザウデというカニが襲いかかってきます。
目からビームが非常に強力でしたが、なんとか撃破。
戦闘後、そこにはなんと海の妖精王セレーネの姿が。
妖精族の男は、セレーネの事をゼフィス様と呼びました。
セレーネは月の雫を受け取ると、「これでようやく・・・」と口にすると、海へと潜って行きました。
どうやら以前ルナと再会した際に現れたサボー先生も、パーニャだったようです。
パーニャは月の雫を化石島に持っていけばゼフィスが復活する、月の掟も無くなる、と言い海上へと消えて行きました。
そして、船を停泊している方向から大きな物音が。
ザウデが再び現れ、お前たちの船は破壊した、と言い残して行きました。

□ピノンの決意
船の見える場所まで近づくと、板材や帆先が海から顔をだしている、無残な姿と化した船の残骸が確認できました。
幸い、クルーたちは無事のようです。
しかし、ルナはおかあさんがゼフィスを復活させると言っていたことにショックを受け、聞きただしてくると言います。
それを言いなだめるエレナおばさん、ルナを止めるピノン。
言っていることが本当かはわからないけれど、ゼフィスが復活すれば、世界は滅びてしまう。
ぼくはポポロクロイスの王子なんだ、だからポポロクロイスのみんなを助けるんだ!
それはルナにとっても同じ、だから一緒に化石島に行って、真実を確かめよう。
そして一行は化石島に向かうことに。
でも、船は壊れてしまいました。
どうしよう…そんなところに、聞き覚えのある声が。

□ナルシアちゃんの恋人
「ポポロクロイスを狙う海賊め!」
華麗にジャンプし、空中回転→シュタッ、と着地を決めたその姿は風雲黒潮大魔王。
どうやらポポロクロイスの現状を知らないようです。
ナルシアも石になったのかどうかを聞かれたので、ピエトロもナルシアも石になったと伝えると、えらく落ち込んでいる様子。
「おかあさんを知っているの?」
と聞くピノンに、母親はコイツだろう!とエレナを指さす。
「なに言ってるのよ!純粋無垢の乙女に向かって!私はまだ花も恥らう18歳!独身人生真っ盛りよ!」
と反論するエレナおばさん。
18歳教の信者だったのかエレナおばさん・・・。
ピノンがポポロクロイスの王子だと説明すると、おじさんは正体を教えてくれました。
ある時は・・・汚れ無き天才発明王
またある時は・・・しがないトレジャーハンター
そしてまたある時は・・・キザな鋼鉄魔王
はたまたある時は洋航帰りの風雲黒潮大魔王
しかして その実体は・・・
ナルシアちゃんを一途に愛する 正義と真実の人
ガミガミ魔王様だぁ!!

□絶対無敵超高速艦怒涛海王丸
ガミガミ魔王様は10秒でナルシアちゃんに会って帰ってきたようです。
どうやらガミガミ魔王様の船に乗せてくれるらしい。
船が見当たらないと言うと、海の中から鋼鉄製の船が現れました。
すっごいテクノロジー。さすが魔王様。
デフロボたちがクルーを務める怒涛海王丸に乗り、化石島を目指す一行。
・・・なのだが、化石島の場所を誰も知らなかったみたい。
でも、モンバなら化石島を知っている人を知ってるって。
モンバの故郷、クロコネシア島のデルボイ様っていう仙人様が色々知っているらしい。
クロコネシアにはレムナスっていう伝説の船もあるらしいです。
ガミガミ魔王様は怒涛海王丸で張り合うつもりのようだけれど、ひとまずクロコネシア島に向かうことに。

□ミラクルボイス
無事何事も無く到着…の前に、ルナを探して怒涛海王丸を散策するイベントが。
ガミガミ魔王がパーティインッ!
なんとガミガミ魔王様、パーティメンバーとして使えるようです。
攻撃力がかなり高く、素早さは低めの模様。
ガミガミミサイルで敵全体攻撃もできたり、魔王様主体の3人協力技でガミガミロボが呼び出せたり。
重戦車タイプのようです。
船内には、エレナおばさんの船のクルーや、風雲黒潮大魔王城で会ったお笑いデフロボのシゲルがいたり。
ガミガミ魔王様のお部屋もありました。
ルナは甲板で笛を吹いていました。
モンバは吹いていた曲を知っていると言います。
ルナはモンバに、歌ってみて?とお願い。
モンバは一曲歌いますが、あまりの酷さにピノンとルナは意識が飛んでいました。

□クロコネシア散策
どうやら熱帯地方の孤島をモチーフにしたような島のようですね。
上陸すると、海や川に杭を打ってその上に板を貼って作った道や家がある村がありました。
村の中央には大きな船が祀られています。
この島には竜の像ではなく、モンバのようなトカゲの姿をした像がセーブポイントのようです。
宿屋へ行くと、村長がデルボイ様から君たちが来ると聞いて準備して待っていたよ、と言ってきました。
どうやら宿屋の二階を自由に使わせてもらえるようです。
また、デルボイ様の家への道を教えてもらいました。
随分と敵を倒しすぎてしまったのでたくさんお金がたまっていると思いましたが、新しい武器と靴を買ったら一瞬で金欠になってしまいました。

□クロコネシアの森、海岸、崖
クロコネシアの奥地へ向かうとそこにはジャングルが広がっています。
この辺りで、敵が急に強くなりました。
雑魚戦でも気を抜くと全滅しそう。
やっぱり防具を新調しないと厳しい戦いになりますね。
崖の上にデルボイ様がいるようでしたが、先にジャングルや海岸を探索。
大体の土地構造を把握しました。
そして仙人様の家を目指します。
崖の中の洞窟を何度も抜けながらグルグルと回ってどんどん高い場所を目指し、雲を抜けるとそこには家が…!
の前に、歩いて行けない崖に宝箱がいくつもあり、フリックで何度も失敗して随分時間をかけてしまいました。
おかげでレベルも上がり、ボーナスも取れるようになって来ました。
ガミガミ魔王様ほんともうお強い。
高攻撃力の全体攻撃が連発できるっていうのはこのゲーム、ボーナス取得の上で非常に有効なのです。
そんなこんなで島探索に4時間ほどかけ、宝箱も回収しました。
そういえば島に上陸してから所々で謎の女性と会って会話をするイベントが発生しています。
正体はまだわかりませんが…なんとなく妖精族っぽい見た目。

□なんでも知ってるデルボイ様
デルボイ様の家にたどり着くと、デルボイ様は「待っておおたぞ、ピノン、パプー、ルナ、マルコ、そしてエレナ姫さん、ガミガミさんじゃったな」という。
神々のお告げによって遠い昔から来ることを知っていたんだって。
モンドは旅に出てやがてここに選ばれし勇者を連れてくる運命だったんだとか。
これも因果律の成す必然なのか。
そのためにモンドを旅に出したんだって。
「すべてはゼフィス復活を阻止するため」
デルボイは言う。
ゼフィスは封印された。しかし、魂だけは封印を逃れてこの世に生きている、と。
ゼフィスの影となったものが妖精族を操り、ゼフィスの復活を果たそうとしているらしい。
月の雫を化石島の新月の祭壇に捧げると、ゼフィスは復活するらしい。
何としてもこれを阻止し、月の雫を取り戻さなければ。
ポポロクロイスの人々の石化は、ゼフィスと強い関わりがあるらしい。
復活を阻止すれば、もとに戻す方法はおのずと分かる。
そのために化石島に向かおう。
化石島は伝説の船・レムナスでなければ行けないらしい。
レムナスに乗るためには試練を受けなければいけない。
だから、次の日にまたココに来るように、という約束をして家を後にしました。

□思ったよりもやってました
気が付いたら7時間以上プレイしていました。
そんなにストーリーを進めた印象はないんだけれどなぁ。
というわけで、村に戻ったら今日は終わり…とかいいながら、海岸をウロウロしたり装備を買ったり色々寄り道をしました。
そしてようやく村へ帰還。
怒涛海王丸の魔王様像でセーブをして、今日は終了です。
今日もがんばりました。



2013/04/27(Sat)
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
5日目 「えへへ・・・ 実はわたし ちょっと緊張してるかも」
10時間半くらいプレイ

□不安 明日の試練に備え、今日はもう宿屋で休むことに。
夜中にピノンが目を覚ますと、ルナの姿がありません。
ピノンが海岸へ向かうと、波打ち際にルナの姿がありました。
波の音だけが絶えず聞こえてくる中、ルナはピノンへ語りかけます。

□月の掟の物語
昔、この世界の海岸には、砂浜も波の泡もありませんでした。
月の掟がまだ無かった頃、海の妖精族と森の妖精族は交流がありました。
でも、ゼフィスが封印されて月の掟が定められたことで、海と森の妖精族は会えなくなり、恋人同時や家族たちは引き裂かれてしまいました。
それでも、愛する人に会いたい一心で、月の掟を破った海の妖精族は砂に、森の妖精族は泡となりました。
そうして長い年月が経ち、海岸に砂浜と波の泡が生まれました。
だから、潮騒の音は、愛する人を呼ぶ妖精たちの声なのです。

□ルナの決意
ルナはおかあさんがゼフィスを復活させてしまうのではないか、不安だと言います。
そこにどこからともなくデルボイ様が現れます。
パーニャが化けている偽物ではないかと、疑うピノン。
でも、このギャグのキレは間違いなく本物のようです。
デルボイ様は、妖精王の豹変の真相を語ってくれました。
ゼフィスは封印されたが、心は影となり生きている。
その影が肉体復活のため、心の隙につけこみ、妖精族を操っているという。
ゼフィスの封印を解くことができるのは妖精王のみです。
だから、セレーネ様に取り付いて操っているのだと言います。
その話を聞き、ルナはおかあさんを元に戻すために化石島に行くことを決めました。
「だってわたし・・・ まだおかあさんと お話することが いっぱいあるんだもの!」

□試練概要
朝になると、エレナおばさんに起こされました。
寝ぼけながら応対するピノン。
おねーさんが怒ったので起きたら海岸まで連れだされました。
「これから先 もっと危険なことがたくさんあると思うけれど 覚悟はいい?」
「ボクにはみんながついてるから大丈夫だよ」
そんな話をしているとこの島で数度会った妖精族のおねえさんが現れました。
レムナスの在り処を聞いてきたので、これから試練を受けに行くことを伝えました。
そこにガミガミ魔王様、ルナ、マルコ、モンバも集まり、さあデルボイ様のところへ向かおう!
としたところ、真横にデルボイ様が。
朝の散歩のついでらしいです。
この島の奥にある火山のふもとにある試練の洞窟に向かうことになりました。
そこでの試練を乗り越え、船長と認められることでレムナスを手に入れることができるそうです。
そしてクロコネシア人しか船長になれないので、モンバは必ず試練を受ける必要があるそうです。
レムナスを手に入れたら再びデルボイ様と会うことを約束して、いざ目標の地へ。

□妖精族のおねえさん
村から出ると、先ほどのおねえさんが。
レムナスの在り処を伝えると、「そいつをこわしまおうかね!」と森の奥へと行ってしまいました。
ジャングルの奥地へと向かうと、洞窟の入口のようなものがある場所に着きました。
入り口の方へ向かうとイベントが発生。
パティルーサと名乗る先ほどのおねえさんが、空飛ぶトカゲに乗っています。
ゼフィスの命令でピノンたちを始末しに来たと言います。
空飛ぶトカゲ、ゴルゴラードに乗ったパティルーサとの戦闘となりました。
単体高威力+麻痺攻撃のサンダーフレアや、全体攻撃+能力ダウンのアシッドブレスが強力でした。
でもエレナおばさんの素早さが高く、敵の攻撃を避けまくってくれたのでボーナス全取得で撃破。
戦闘が終了すると、パティルーサは泉へと落ちてしまいました。
断末魔を上げながら泡となるパティルーサ。
ルナは思わず水際へと駆け寄りますが、様子を見て「いきましょう」と一言。
多分川だと思うんですけれど、川の中でも泡になっちゃうんですね。

□試練の洞窟
その後ジャングル内を隅々まで探検してから、洞窟の内部へ。
中はマグマが湧き出る灼熱の洞窟になっていました。
縦に長くポッカリと空いた空間の中央に、巨大なトーテムポールが一つ。
そして、対岸まで届いていない巨大な橋があります。
敵も非常にお強い。
気を抜くと死人が出そうです。
一番下まで降りるとイベント発生。
どうやら7色の箱をそれぞれの言い分を聞いて順番通りにトーテムポールに乗せろ、ということのようです。
メモ帳で整理して謎解き開始。
答えはすぐに出たのですが、フリックでいちいち一番下から運ぶのが面倒でした。
全ての箱を定位置に運ぶと、属性変更箱が2つ出現、それを利用して仕掛けを解くと、橋が伸びて対岸とつながりました。
奥の扉を開くと、そこは歴代船長の間がありました。
歴代の4人のレムナス船長の像があり、モンバのひいひいおじいさんの名前もありました。

□試練、そして・・・
歴代船長の間を抜けて奥へ向かうと、そこにはレムナスとおもわれる船の姿が。
そして、立ちふさがる4つの影。
全員クロコネシア人の姿をしており、かつての歴代船長の霊のようです。
そして試練を与えるのは、歴代船長の役目のようです。
まずは、肉体派のザンバとの戦闘になりました。
モンバは必ず試練を受けなければならないため、パーティを再抽選しました。
抽選結果は、エレナ・ルナ・モンバの三人。
また火力の低いメンバー、そしてレベルも全然揃っていない。
ここまでの道中でレベルが上がっているエレナおばさんは多少ダメージを与えられますが、他の二人は完全なお荷物に…。
ボーナス放棄の長期戦の結果、なんとか撃破。
次に「わたしが相手をしてやる・・・」と出てきたのは、モンバの先祖、シンバ。
先ほどのザンバでも相当の耐久力でしたが、シンバは更に硬い。
そして全体攻撃素早さダウン+封印攻撃、全体防御ダウン+暗闇攻撃、単体MPダメージ等高性能な技を繰り出してきます。
ルナのスプラッシュが入っていなければ、一撃でパーティが壊滅しかねない。
途中まではなんとか耐えつつ攻撃を当てていましたが…防御ダウンが入ったところに全体攻撃で死屍累々。
途中で回復も追いつけなくなり、全滅しました。
そして再び、地獄のレベリングへ…。

□しっかりレベリング配信
戦っていて感じた点は、圧倒的な攻撃力不足と素早さ不足。
そして防御力にも不安を感じます。
特にモンバはレベルが低いですし(この時点でエレナおばさんと7Lv差がありました)、ルナもレベルが低く火力不足気味。
このゲーム、レベルによる能力値の上昇もなかなか大きく、更にSPも得られるためにレベルの影響が大きいのです。
そして、装備はその時点で購入できるものが揃っていなければ話にならないバランスです。
というわけで、お金を稼ぎながらレベリング。
1時間半ほどレベリングを続け、続けて洞窟の外でレッサー狩り。
こちらは1時間ほど行い、いくつかの武器防具、それとローズオーブ99個で手に入る竜王の牙というアクセサリを交換しました。
敵の出現率を下げる装備品…で合ってるのかな?
装備してみましたが、全然効果を感じません…。
さて、前回の戦いからモンバのレベルが6ほど上がり、ボスとの再戦。
初戦は危なげなく撃破。
与えられるダメージ量が前回より飛躍的に上昇しており、ボーナスも全取得できました。
続けて問題の2戦目です。
レベルを上げたおかげで、先手を取って行動できました。
受けるダメージもかなり減っており、スプラッシュと合わせてのダメージコントロールも行いやすかったです。
そのおかげもあり、ピンチになることなく撃破。
ボーナスもしっかり頂きました。

□雄叫びという技
戦闘が終了すると、モンバが叫んでいました。
歴代船長から、それはクロコネシア人が最後の命をかけて放つことのできる技だと教えてもらいました。
その姿勢を気に入ったシンバはモンバを認め、試練に合格させてくれました。
雄叫びは自分の命と引き換えに放つ技だそうですが、モンバのものはまだ未完成なので、命の危機はないようです。
イベント後、モンバに雄叫びという全体攻撃+素早さダウン技が追加されていました。
そして、今までなかったエレナとガミガミとの協力技も増えていました。
SPを割り振らなければどれも使えませんが、このゲーム、全体攻撃も素早さダウンも強力です。
かくしてレムナスを入手することができました。
約束通り、デルボイ様のところに戻ることにします。

□化石島へ
デルボイ様に会いに行くと、とうとうレムナスで化石島へ出発せよとの話をされました。
千年に一度の新月の時にしかゼフィスは復活できず、その時が迫っているそうです。
海と森の神殿にも何らかの関係があるそうですが、化石島に行けばわかるのこと。
さて、それでは出発…というところで、レムナスには絶対乗らないと言い、パーティを離脱するガミガミ魔王様。
村まで見送り、そこでダカート(エレナの船)のクルーの、アイナとダイクがレムナスに搭乗しました。
そしていざ、モンバ船長の掛け声でレムナスの出航です。
航海は順調に進み、霧の立ち込める魔の海峡へと差し掛かった頃。
ルナに話しかけると、「ピノン どうしたの? 緊張してるの?」
「えへへ・・・ 実はわたし ちょっと緊張してるかも」
「でも 大丈夫よ みんなが一緒にいるもんね」って。
時々見せるルナの可愛さを感じるメッセージでした。
ピノン達が談笑していると、不気味な歌が聞こえて来ました。

□モンバだけ何故?
歌を聞いた男性は、その歌声にうっとりしてその場に座り込んでしまいました。
ピノン、マルコ、ダイクが使い物になりません。
エレナおばさんは、ハーピエルの呪いによるしわざだと断定します。
その呪いを解くには、ハーピエルを倒すしかありません。
船のことはアイナにまかせて、ルナ、モンバ、エレナの3人で突然現れた桟橋を調査することにしました。
モンバには何故か歌声は聞かないようです。
疑問に思うエレナおばさん、そしてルナの一言。
「きっと・・・モンバは歌が・・・」

□幻影の城
桟橋に降りると、そこにはクロコネシアの光景が広がっていました。
ですが、どうやら幻影のようです。
「飛ぶデフ!」と叫びながら目の前をい横切って海に落ちるデフロボ。
どうやら、こちらは本物のようです。
海王丸もこの桟橋に停泊していました。
内部の男たちは同じように使い物にならないようです。
デフロボにも効いてるのはハーピエルがすごいのか魔王様がすごいのか…。
そしてクロコネシアを抜けると、そこにはポポロクロイスの城下町が。
どうやら各々の記憶の中の幻影を見せられているようです。
すると、最後に残っているのは…。
モンバがルナに警告します。
ここにあるものは全て幻だ、ここにいるものも全て偽物だ、と。
シリアスな雰囲気で呼びかけるモンバに、おもしろい顔ね、と茶化すルナ。
「ちょっとだけ かっこよかったよ」

□ルナの記憶
ポポロクロイスの城に入ると、中には広いダンジョンが広がっていました。
どうやらここは、マリーナ城、のようです。
ワープ装置や来た道を引き返さなければ取れないフリック宝箱など、攻略には2時間以上を要しました。
途中にはルナの部屋があり、大きないかのぬいぐるみやサンゴのソファーなどの可愛らしい調度品が見れました。
最深部には謁見の間が。
そこにいるのは…セレーネ王の姿。
思わず駆け寄ってしまうルナ。
妖精王はルナに向かって光弾を放ちます。
すかさずモンバがルナをかばい、エレナがそれを弾き返しました。
するとハーピエルは叫び声を上げ、襲いかかってきます。
全体高威力攻撃、全体MPダメージなど厄介な技を使って来ましたが、全体回復や素早さダウンを利用して勝利を収めました。
最後に気が付いたのですが、どうやら麻痺が効くようですね。

□がんばりました
ハーピエルを倒したことで呪いが解け、ピノン達が目を覚ましました。
ガミガミ魔王様も目を覚ましたようですが、怒涛海王丸はこれ以上の航海は不可能のようです。
魔王様もレムナスに乗って化石島へ向かうことになりました。
ついでにシゲルに話しかけたらナルシアシューズをもらい、ガミガミのEx装備が揃いました。
全身ナルシアセット…可愛くないです…。
外に出たらまた陸地が広がっており、探索が必要のようです。
少し歩いたら敵が出てきたので急いで引き返し、今日はここで終了しました。




2013/05/24(Fri)
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
6日目 「上腕三頭筋 バンザーイ!」
3時間くらいプレイ

□ひさしぶりに
前回から約ひと月も期間が空いてしまいましたが、前回の続きからプレイします。
前回はハーピエルを倒し、浮遊島の幻影が消えた所でセーブして終了したので、その続きからです。
怒涛海王丸から外に出て、新たに現れた島の探索をしようとしましたが、桟橋と反対方向へ向かおうとすると戻っても何も無いだろうと表示され、進めませんでした。
どうやらレムナスに戻るしかないようですね。

□貧弱、貧弱ゥ!
レムナスへ戻ろうとすると、行く手を塞ぐ巨大なアンコウのような生き物が。
ハーピエルを使って罠を仕掛けていたというアンコウは、サンデアという名前のようです。
ゼフィスにピノン達の行き先を聞いたというサンデアは、その体を自慢してきます。
しかし、ルナが「・・・貧弱」とつぶやいたのを聞いて、半ギレモード。
戦闘へと突入しました。
攻撃方法は全体に毒+封印のブレスと、単体高威力+麻痺攻撃の落雷攻撃。
素早さは上回っていたので危険域に入る前に回復し、無事撃破しました。
素早さダウンの追加効果のあるモンバの雄叫びが道中でもボス戦でも大活躍です。
海中へと沈むアンコウの口の中からは、見るからにやせ細っている弱そーな生き物が出て来ました。
これがサンデアの本体のようですね。
くだらない話をする暇もなく、ガミガミ魔王様によって星にされてしまいました。
「上腕三頭筋 バンザーイ!」

□魔の海峡、その正体
レムナスに乗り込み、魔の海峡を進みます。
霧が深く、進行方向もわからない。
みんなが心配に思う中、モンバはレムナスに任せれば大丈夫みたいだと言います。
そこにアイナが現れ、この船はモンバの心に反応して動いていると言いました。
舵と違う方向に動いていることに気が付きます。
流されている…!
霧が急に晴れ、そこには海が真っ二つに割れて滝が現れました。
真の魔の海峡とは霧でも難破船でも無く、この滝だったのです。
モンバならきっとみんなを化石島へと連れていけるよ、と励ますアイナ。
みんな覚悟を決め、レムナスは滝へと向かっていきます。
ルナは自分の手をピノンの手に触れ、ピノンはそれをその手に握りました。
舵を取るモンバに、父親の声が聞こえてきます。
お前はきっと魔の海峡を抜けられる。
そして、叫ぶモンバ。
「行くぞ レムナーーースッ!!!!」

□目的の地
どうやら魔の海峡を抜けることが出来たようです。
意識が戻ったピノンはみんなを起こします。
怪我も無く、全員無事のようです。
そして一行は化石島へ。
上陸地点から新月の祭壇が見えました。
ピノン達はゼフィスを追ってそこへと急ぎます。
…お買い物を済ませてからね。

□化石島の探索
化石島は石版のようなオブジェでのワープと、同じ属性以外は侵入不可能な魔法障壁の仕掛けが主で構成されているダンジョンのようです。
道中の敵は、HPが高く咆哮を使ってくるドラゴンゾンビ、MPダメージを与えてくるホーンドゴーストが厄介でした。
エレメントをぶつけて石版の属性を変更してワープ先を変えたり、壁のレリーフにぶつけて魔法障壁を解除したりといった方法で進んでいきます。
道中にあるフリックが必要な宝箱からは、各キャラクターの装備セットが手に入りました。
前作から続投のキャラクターは、前作ラストダンジョンで手に入ったものと同じ装備セットが。
もう終盤ですね。
キューブをフリックで飛ばして仕掛けを解こうとしましたが、どうやら石版に当てればキューブもワープできるようです。
確認したところ、ちゃんと仙人の書に書いてありました。
キューブの仕掛けを解くと、次の階層へ進むことが出来たようです。
抽選王さんの機嫌で最近選ばれ続けたモンバと全く選ばれなかったピノンのLv差は15レベルになっていました。

□古の呪い
奥へ進むと、妖精文字が刻まれた石版がありました。
ルナはその文字を読むことができるみたいです。
どうやら化石島とゼフィス、月の掟に関する話のようです。
月の雫を新月の祭壇に置くと、うたかたの神殿、いさごの神殿の扉が開き、月の掟が失われると書かれていました。
しかし、そうなればゼフィスは復活してしまう。
やっぱりゼフィスの復活を阻止するしかないみたいです。
まだ続きがありました。
解き放たれたし 二つの身体
月の掟を逃れず
あやまちを犯した者は
神殿でみずからのあやまちを償わん・・・
いったいどういう意味なのでしょうか。
そんな話をしていると聞き覚えのある声が。

□ピエ太郎にトランスフォームされると負けフラグ
その声は、パーニャの声でした。
急いでいるから通して、とお願いするピノン。
パーニャはそれを聞き入れません。
パーニャは以前と同じように、変化を使って戦闘を仕掛けてきます。
今回真似たその姿は…ピノン。
素早さダウン付きの風の刃が強力です。
今回の戦闘はマルコ、モンバ、ピノンの3人で挑みました。
戦闘の途中では、マルコやモンバにも変化をしました。
パーティメンバーによって変化が変わるのでしょうか?
レベルの低いピノンが回復役を担い、マルコとモンバで攻撃を繰り返して撃破。
これで終わりかと思いきや、別のものに変化してもう一戦。
その変化したものとは…ルナ。
それもただのルナではなく、ものすごく大きな…巨大なルナでした。
その名もデカルナ。
ぱ、ぱんつみえてる・・・。
いくらルナが9さいだといっても、これはひどいとおもいます!
肌が黒くてかわいくないし。
攻撃は通常攻撃の殴りと素早さダウン付きの全体攻撃「ムーンサルトプレス」。
なんて肉体派なんだ…。
でも、危なげなく撃破。
ピノンと入れ替わりで入ったエレナおばさんの全体回復と素早さアップが非常に便利です。
エレナおばさん便利キャラだと思っていたけれどここまでとは。

□眠気に負けるの巻
戦闘後、パーニャは羽ばたいてどこかへ逃げてしまいました。
追いかけている暇はありません、先を急ぎます。
のはずですが、前のマップに戻り、像でセーブをして今日は終了。
今回は短い時間のプレイとなってしまいましたが、眠気に負けてしまいました…。
またちょくちょく進めて行きましょう。




2013/05/29(Tue)
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
7日目 「これでいいんだよな・・・かあちゃん」
5時間半くらいプレイ

□新月の祭壇
化石島内部でパーニャを撃退したところからの続きです。
パーティ再抽選により、エレナ、マルコ、ピノンで進めていきます。
と言っても、パーニャと戦ったマップの次に行こうとすると、そこにはセーブのできる像が。
この短い間隔で設置されているということは…。
念のためセーブを行い次のマップへ。
すると、そこにはセレーネ王(ゼフィス)と、蟹に乗ったガウデの姿がありました。
ゼフィスは新月の祭壇の前に立っています。
そして、月の雫は既に捧げられてしまっています。
ガウデは過去の出来事を思い出します。
かつて自分の母親が溺れた人間を助けたことによって、砂になってしまったことを。
そして、月の掟を無くすことができるのならば、誰であろうと力を貸すことを再び決意します。
そこに駆けつけるピノンとルナ達。
しかし、目の前で神殿の封印は解かれてしまいました。
早速海中にあるといううたかたの神殿へと向かうゼフィス。
後を追おうとするピノン達に、ガウデが立ちふさがります。

□毒強いんですこのゲーム
行く手を遮るガウデとの二度目の戦い。
中心となる攻撃は、全体に毒+攻撃力ダウン+素早さダウンのポイズンスプレッド。
このゲームでの厄介な状態異常をセットで入れてきます。
攻撃力が下がったせいでなかなか有効打を与えられず、素早さも下がっているので受けるダメージは蓄積するばかり。
毒ダメージも相まって、苦しい防戦気味の戦いに。
エレナおばさんが全体回復を持っていたのでなんとかやって行けている状況です。
また、全体に3回ずつヒットする上に防御ダウンのアイアイ、麻痺付与の通常攻撃と、サブウェポンも厄介この上無いです。
HPと状態異常を回復させながら、マルコで防御力を下げながら削っていきます。
長期戦となりましたが、死者を出すこと無く撃破。
HPはそこまで多くないようです。
攻撃力が下がっても関係のないルナがいればもう少し楽に戦えたのではないでしょうか。

□ゼフィスを追って
月の雫は欠片となって散らばってしまいました。
でも、ゼフィスは次に陸と海の肉体を融合させるために、月の掟を解除するはずです。
そうなってしまっては世界は終焉を迎えてしまいます。
ピノン達は、うたかたの神殿へと急ぎます。
しかし、月の雫が失われてしまったことで、マルコはレオナの石化を解くことができるのかどうかが気になり、足を前へと進めることができません。
そんなマルコを見て、砂となりつつあるガウデは、母の言葉を思い出します。
「ボク 人間を許さない! 月の掟を許さない!」
と言った幼いガウデに、母は
「人間も妖精もないのよ? どうか 思いやる心を 好きになる心を・・・ 信じる心を・・・忘れないで」
と言いました。
ガウデは、マルコに向かって月の掟の欠片を持っていけ、と言います。
ピノンの後を追って走りだすマルコ。
これでいいんだよな…と言いながら、ガウデは砂となって消えて行きました。
ピノン達は、ひとまずレムナスへと戻ります。

□うたかたの神殿へ
ひとまずレムナスへと戻り、イルカ飴を使って海中へと潜ります。
ルナは本来の姿へと戻り、ガミガミは自前の海中スーツを着用してきました。
モンバもイルカ飴は必要ないと言いましたが、エラ呼吸でもできるんでしょうか、この種族。
海中に潜り、ルナが先行すると、そこには儀式を行うゼフィスの姿が。
そして、目の前で月の掟は解かれてしまいました。
ゼフィスの影は、月の掟さえ解かれればもうこの体に用はないと言い、封印されていた体へと乗り移りました。
ゼフィスは海中から火柱を上げ、神殿を崩してしまいます。
ピノン達はセレーネ王の体を抱えながらレムナスへと戻ります。

□掟無き世界
ベッドに寝かせたセレーネは、目を覚ましません。
デルボイ様ならなんとかしてくれると思い、クロコネシアへと向かいます。
デルボイ様が言うには、セレーネは気を失っているだけでじきに目を覚ますだろうとのこと。
体を乗っ取られている間、心のなかでずっとゼフィスと戦っていたようです。
デルボイ様はエレナ姫とガミガミ魔王を村の集会場へと呼びます。
しばらく時間が経ち、帰りが遅いことにしびれを切らせたモンバが集会場へと走って行きました。
それをモンバが見送った直後、セレーネが目を覚ましたことをピノンがレムナスから顔を覗かせ伝えました。
室内に入ると、ルナの呼びかけにセレーネは目を開きました。
ピノン達が挨拶をすると、セレーネは月の掟が解かれてしまったことを悟ります。
そして、石化を解くにはゼフィスを倒すしか無いことをピノン達へと伝えました。
ゼフィスが完全体になってしまっては、勝ち目はない。
だから海と陸の肉体を引きあわせないために、月の掟があったのです。
ゼフィスが融合する前に倒さなければならない。
そのために、セレーネも共にいさごの神殿へと向かいます。
いざ、ポポロクロイスへ――。

□下準備
ルナをレムナスに残し、ピノンとマルコはエレナ達を呼びに行きます。
村の集会場では、クロコネシアの人々が集まって闇の目覚めを遮る役目であった自分達では力になれないので、伝説の勇者であるあなた達に託します、と言われてしまいました。
のうのうと暮らしてたじゃないですか、無責任な。
でも、村に伝わる槍をくれました。
しょうがない、許してあげよう。
デルボイ様は、ゼフィスが完全復活する前に倒さなければならぬ、とエレナ達へと伝えます。
そして村の民達の力の一部を、モンバは与えられました。
そんな儀式が終わったところに、ピノンとマルコが現れました。
そこでセレーネとデルボイ様の話から、ポポロクロイスへ向かうことは異論なく決定しました。
デルボイ様はレムナスで待っているので、準備が終わったら話しかけよ、とのこと。
ルナと合流して、準備をしましょう。
イベントでモンバのレベルも1レベル上がりました。

□おかあさん、おかあさん
波打ち際へと戻ると、その桟橋ではルナとセレーネが会話をしていました。
木箱に座って風に当たるセレーネと、自分の足で立っているルナ。
セレーネは、ルナにひとつのお願いをします。
「あのね・・・ 歩いているところを見せてほしいの」
その言葉に応じ、桟橋を歩いたりスキップしたりしてみせるルナ。
それを見ていたセレーネは、涙を溢れさせてしまいます。
セレーネは自分がゼフィスを引き寄せてしまったと言い、ルナはそれを否定し、なだめます。
そしてルナはセレーネに笛を手渡し、自分がいい子になったら、また笛を渡してね、と約束します。
ルナの思い、セレーネの思い、そして親子の仲直りと愛情が感じられるシーンでした。
ルナだってまだ子供ですから、おかあさんに甘えたい年頃ですよね。

□散策、そして・・・
ルナと合流してからは、準備を整えるために一度村へ戻りました。
買えるものは全て買おう、そう思って武具を揃えますが全然お金が足りない…。
それから、村人に話しかけたらモンバのEx装備、スタンドマイクがもらえました。
もしかして今までのイベントを回収しそこねてモンバのEx装備は集めそこねたかな…と不安になりましたが、村の中をくまなく回ると3つとも手に入れることができまいした。
足りないお金は島内の取り逃しがないか探索するがてら、稼ぐことに。
そして誰得苦行配信へ。

□正直すまんかった
ここから3時間、延々とオーブを狩り続ける配信をしました。
それと、以前見つけてくれと言われていたレアアニマルを島の中で2匹回収しました。
青レッサーから購入した書物に書いてありました。
残る1匹はタキネン渓谷のようです。
見つけた代わりにもらえた物は、マルコのEx装備でした。
全員のEx装備が回収できそうかな?
そしてオーブ稼ぎの果てに入手したものは、オーブ298個をはたいてルナのEx装備。
めいどさんになりました。
かわいい、けど、ルナの通常装備のドレスもかわいいですよね。
というわけで、言葉にすると短い配信を行なって、手に入れたのはEx装備なのでした。
ごめんなさい、でも次も稼いじゃうかもしれません。
でも早く終わらせて夢と絆やりたい気もします。
とりあえずまた近いうちにやりましょう、ということで本日は終了しました。




2013/06/06(Thu)
ポポロクロイス〜月の掟の冒険〜
8日目 「だからボクは戦う! だからボクは・・・絶対におまえを許さない!」
6時間くらいプレイ

□いざ、ポポロクロイスへ
前回の稼ぎプレイからの再開です。
セレーネ様やデルボイ様に準備はできましたか?と念を押されますが、準備OK!と答えていざ出航です。
伝説の船の出航ということで、クロコネシアの人々に見送られての出発となりました。
各々の決意を胸に秘め、ポポロクロイスへと向かいます。
さすがレムナス、何事も無くあっという間にポポロクロイスの海岸へと着きました。
アイナとダイクを船に残し、いさごの神殿へと向かいます。
「待つことしかできないけど ・・・必ず戻ってきてね」
アイナは待ちヒロイン。

□と、その前に。
フィールドには闇に取り付かれた森や海の妖精が出てくるようになっており、敵も手強くなりました。
直接目的地に向かう前に、少し寄り道をします。
タキネン渓谷にいるという青いウサギを探すためです。
サクッと見つけてマルコのEx装備を入手する予定でしたが…。
無い。
いない。
敵強い。
青いウサギを求めてタキネン渓谷をウロウロウロウロウロウロ。
もう諦めよう、そう感じさせるだけの時間が過ぎました。

□そして2時間後
諦めてポポロクロイスの城下町へ向かおう。
そう思って探索を切り上げました。
最後にさっきも探したけれどここかもしれない、と思って渓谷に入る前の広場を調べてみると…。
いました。
草の影に。
ひっそりと。
いやがるし。
いったいこの2時間はなんのために…。
そんな脱力感を覚えながらも、無事に青いウサギを白鍵することができました。
他の動物と同じようにアクセサリーを預かり、海岸の洞窟にいる団長に渡すことで真鍮のヤカンをもらいました。
これでマルコのEx装備が揃ったので装備してみると…ヤカンにストーブにスコップ…。
コンセプトがいまいちわかりませんでした。
幼い頃の白騎士のパロディ?とも思ったけれどあれはバケツだった気が。
頑張って集めた割には微妙感漂う結果となってしまいました。
その後ポポロクロイス城下町に寄りましたが、特に何もなかったのでいさごの神殿へと向かいます。

□いさごの神殿でやるべきこと
いさごの神殿の入り口は、開かれていました。
セレーネにここに何をしに来たのか。
それは、再び月の掟を発動させることでした。
月の掟を発動させるには、セレーネが自ら儀式を執り行う必要があります。
ゼフィスの半身の合体を防ぐには月の掟を発動させるしかありません。
しかし、再び月の掟が発動すれば、陸の上にいるセレーネは砂になってしまいます。
黄金の鍵はルナしか使うことはできず、セレーネが助かるすべはありません。
なんとか考えなおさせようとするルナ。
言葉を失うエレナ。
そんなところで、マルコが月の雫の欠片を取り出しました。
これがあれば、セレーネは月の掟の元であっても、砂にならずに済みます。
光明が見えたところで、辺りに地響きが轟きます。
海のゼフィスの半身に共鳴し、森のゼフィスの半身が復活し、歩き出したようです。
月の掟を発動させる時間を稼ぐため、ピノン達は二手にわかれてそれぞれの足止めをします。
抽選王様の意向は、森チームがエレナ・ピノン・ガミガミ、海チームがルナ・マルコ・モンバのようです。
装備を整え、迎撃に向かいます。

□森の半身
いさごの神殿の出入り口付近で、森の半身を足止めします。
今回のパーティ、道中であまり抽選されなかったこともあり、レベルが低めだったり、全体的な火力が低めです。
これは長期戦が必至のようですね。
森の半身の初手は、常世の春という攻撃。
全体に毒・睡眠・暗闇を与える攻撃です。
非常に厄介で、放置すれば徐々に形勢が不利になって行きます。
他にも森の戒め(全体攻撃、攻撃・素早さダウン)、グランドスパイク(全体攻撃、防御ダウン)といった強力な技を繰り出してきます。
状態異常を放置して戦闘が長引けば長引くほど回復一方のジリ貧となっていきます。
防御ダウンの入った状態で全体攻撃を受ければほぼ壊滅、状態が悪ければ全滅もありえます。
ここは今まで溜め込んだ強力な回復アイテムを惜しまず使用してピンチを切り抜け、少しずつ攻撃していきます。
何度か全滅しかけましたが、なんとか撃破。
事前に準備をするならば、睡眠耐性は必須でしょうね。
今回はパーティ構成のせいもあり、かなりの苦戦を強いられました。
なんとか森の半身を撃破して、一方その頃海チームは。

□海の半身
次は海チームの戦闘です。
丁寧にも、戦闘前にメニュー画面を開かせてくれました。
今回は火力有り能力低下有り回復有りの安定感のあるチームです。
スプラッシュ、雄叫び、クラッシュボーンで攻撃・防御・素早さを下げながら優位に戦闘を進めていきます。
敵の攻撃も全体攻撃ではあるものの、脅威的な攻撃は行ってこなかったのでピンチになることもなく。
2000以上回復する技を使ってきたりもしましたが、そんなことで貴重な行動一回を消費してもいいのか。
次の敵の番が回ってくる前に倍程度のダメージを与えています。
ここにきて単体封印攻撃を使ってきたりと、森よりも数段弱く感じました。
全く苦労することも無く、簡単に撃破してしまいました。

□ゼフィスの復活
ピノン達の足止めも介せず、海の半身と森の半身は合体してしまいました。
そして白い光に包まれ、その光が収まると、波打ち際には復活したゼフィスの姿がありました。
そのゼフィスに向かって海上に浮かぶ怒涛海王丸スーパーエクセレント号が大砲を連発、爆炎に包まれます。
そしてそれを見たマルコが思わず叫びます。
「やったか!」
やってませんでした。
ゼフィスが手のひらから光弾を放つと、怒涛海王丸は沈黙しました。
そんな場面に、妖精たちが集まって来ました。
どうやらゼフィスへと敵意を向けているようです。
神々へと復讐をし、神々の運命という支配から開放すると言い放つゼフィス。
ゼフィスの支配する憎しみの世界でなんか生きたくないと反論するピノン。
ピノン、ルナ、マルコ、それぞれが胸に秘めた思い、大切なものを守るために、ゼフィスへと挑んでいきます。

□決戦、ゼフィス
いかにも最終決戦という雰囲気で始まる戦闘。
抽選王様が選んだパーティはマルコ・エレナ・モンバでした。
ピノン君はお留守番です。
メニュー画面で準備を整えます。
モンバには念のため闇耐性を持つホーリーリングを装備させてみました。
また、森の半身で苦戦した状態異常耐性もエレナに与えます。 いよいよ最後の決戦です。

□暗黒神の力
高火力、有効な能力ダウン攻撃と有用サポートを兼ね備えたこちらのパーティに対し、ゼフィスはお供を召喚して対抗してきます。
マルコがゼフィスを殴り、モンバがひたすら叫び続けるゲームです。
ゼフィスの攻撃は、全体に3回攻撃するグラスレイン、単体11回連続攻撃のシャドウバインド等を連発してきます。
特にシャドウバインドは闇耐性のあるモンバはかろうじて耐えることができましたが、マルコは1000近いダメージを受けて即死でした。
しかし、状況が悪化しないように慎重に戦うと、火力のあるパーティだけあってあっさりと倒せてしまいました。

□掟の発動
戦闘後、「さあ、余興は終わりだ」と言い放つゼフィス。
しかし、セレーネが月の掟の儀式を完成させてしまいました。
黒い霧に包まれて苦しむゼフィス。
陸の上にも海の中にもその居場所は無く、泡となって消えていきました。
しかし、安心したのもつかの間、地響きと共に海の中から巨大化したゼフィスが現れます。
手のひらから光線を放ち、この世界を破壊するつもりのようです。
このままではポポロクロイスがバラバラになってしまいます。
その光景を見た妖精たちは、ゼフィスへと向かって行きます。
その中には、ザウデ親子の姿もあります。
何かを伝えるように頷き、その思いに答えるマルコ。
ピノン達は、全てを終わらせるためにゼフィスへと立ち向かいます。

□最終決戦
メニュー画面が開き、抽選王様は空気を読むのか。
抽選の結果、ピノン、エレナ、モンバのパーティになりました。
せっかくのなのでピノンでテンペストを習得し、竜の剣を装備して戦闘へと突入します。
妖精たちの力場の上で、ディノゼフィスを相手に海の上での決戦となります。
ディノゼフィスの攻撃は全体防御素早さダウンの永久氷風、単体超高威力+麻痺のプロミネンスヴォイドが強力です。
また、惑乱の視線という全体に攻撃ダウン、暗闇、混乱付加という攻撃を行ってきます。
回復を疎かにすると全滅しかねないバランスです。
モンバの雄叫びで素早さを下げ、逆にこちらは素早さを上げて手数で戦っていきます。
HPの高いモンバに闇耐性をつけたのはなかなか有効で、プロミネンスヴォイドを撃たれても余裕を持って生き残ることができます。
また、全体3回攻撃のレイザーストームという攻撃もしてきましたが、全ての攻撃を回避してしまったため、どれほどの威力があるのかわかりませんでした。
本当に素早さゲーです、このゲーム。
せっかくなので最後はピノン主体の三人技、テンペストで決めようと何度か試みましたが、ピノンのレベルが低すぎて全て避けられてしまったので実現できませんでした。
その後もピノンがカンストダメージを受けて倒れたりもしましたが、攻撃を繰り返し撃破に成功しました。

□闇の妖精王の最期
戦闘後、最後の力で攻撃しようとするゼフィス。
しかし、その余力すら既に残っておらず、巨体は海の中へと沈んで行きました。
役目を終え、空へと舞い上がっていく妖精たち。
その幻想的な光景に、誰もが言葉を失います。
そんなピノン達の元に、「ルナ」と名前を呼ぶ声。
セレーネの姿を確認して、「おかあさん!」と駆け寄るルナ。
月の雫の欠片のお陰で陸の上でも砂にならずに済んでいるセレーネを心配し、海に戻るように促します。
しかし、海の闇の中から機会を伺っていたゼフィスが、ルナの体を乗っ取ろうと飛び出してきました。
その体を突き飛ばし、かばったセレーネ。
ゼフィスはセレーネの中へと吸収されたようです。
心配するルナに大丈夫ですと声をかけ、呪文を唱えます。
暖かな光に包まれ、ポポロクロイスの人々の石化は解かれました。
「ルナのこと・・・ よろしくね」「え?」
「さようなら ルナ」
そう言い残して月の雫の欠片を砕き、ゼフィスと共に、その体は砂となっていきました。
「おかあさん・・・!」
砂と化していく体の側に駆け寄るルナ。
セレーネと一緒に海に帰ろうとするルナを制止する母。
一緒に海に帰るという約束を守れず、妖精王としての務めを果たさなければならないと言います。
「ルナ・・・ 波打ち際で・・・耳を澄ますのです
私の気持ちは・・・ 潮騒に載ってあなたに届くわ いつだって会える だから悲しまないで ルナ・・・
私の可愛いルナテュレースワントリンク あなたなら いつか・・・きっと・・・」
思い出の笛だけを残し、その姿は光となって消えていきました。
ぽろぽろと大粒の涙を零すルナ。
「おかあさーんっ!!」
こらえ切れなかった叫び声は、月の無い空へと響きました。

□もうちょっとだけ続くんじゃ
場面は変わって数日後。
海岸のレムナスの上でモンバに声をかけられるピノン。
心なしか、ピノンの声に元気がありません。
モンバは、エレナの姿が見えないのでちょっと探してきてほしい、との事。
もう終わりかと思っていたらまさかの散策開始です。
レムナスのクルーたちに話しかけると、また冒険しようね、等のお別れみたいなコメント。
あったはずの竜の像も撤去されており、セーブもできなくなっています。
とりあえずポポロクロイス城下町方面へ向かうため、アーチを潜ると、そこにはガミガミ魔王様の姿が。
どうやらピノンを待っていた様子ですが、何かもごもごと言いづらいことがある模様。
そんな魔王様に、みんなを元に戻すのにいっぱい手伝ってくれてありがとう!とお礼を言うピノン。
そんなピノンに対し、愛する人のために命をかける。これが漢のロマーンなのだ、と返す魔王様。
ナルシアに会って行かないのかと聞くピノンに、新しい冒険に旅立たなきゃならんと言います。
「世界のどこかで新しいロマーンが オレ様を待ってるんでね」
ピノンは、ピノンぼっちゃんと呼ばれるのが恥ずかしいからピノンと呼んでほしいとお願いします。
じ〜〜〜んと涙ぐみながら、ピ・ノ・ン!と呼ぶ魔王様。
最後に母親にオレ様の活躍を話しても一向に構わんからな!と言い、また会おうピノン!と言い残して走って行ってしまいました。

□残った敵
道中ではレッサーを発見しましたが、品揃えは特に変わっていませんでした。
また、歩いていてもエンカウントは発生しません。
ピノンの一人旅なので、戦闘となると不安です。
そんな中、海岸からの道を歩いているとエレナの姿を発見しました。
「エレナおねーさん!」と声をかけて歩み寄るピノンに、「あらピノン おまえ一人なのねー?」と返すエレナ。
さすがにピノンもその様子に違和感を覚えます。
「こ このバカ王子!」と態度を豹変させるエレナ。
え まさか・・・とピノンも気が付きます。
その正体は、化石島から一人逃げて行ったパーニャでした。
パーニャはデビルエレナに変身して戦闘を仕掛けてきます。
しかし、竜の剣でボコボコに殴って勝利。
所詮エレナおばさんです。
戦闘後、まだなのね!と言い次はガミガミ魔王様の姿に変身しました。
そんなところに「キサマ オレ様のピノンになにをしている!」と駆け寄ってくる魔王様の姿。
魔王様が助太刀してくれるようです。
ピノンとガミガミのタッグバトルです。
竜の剣で攻撃すれば全能力ダウンが入るため、ボコボコに殴っているだけで簡単に勝ててしまいます。
やっぱり今作でも強かったなぁ。
まだまだ挑んでこようとするパーニャですが、ゼフィスにもらった力が尽きてしまい、もう変身できないようです。
捨て台詞を吐いて逃げて行きました。
助けてもらったお礼を言うピノンに「ピノン おまえもがんばったな」と健闘を称える魔王様。
「やっぱりナルシアちゃんに会――」と言いかけますが思い直し、じゃあな!と言って消えていきました。

□ポポロクロイスの城下町
歩き慣れた道をたどり、ポポロクロイスの町が見えてきました。
入り口の門番の石化もしっかりと解けています。
城下町のテーマも久々に耳にすることができました。
町中を探索してから、教会へと向かうと、エレナおばさんの姿がありました。
エレナおばさんは、バファンの剣を求め、再び旅立つそうです。
付いて行きたいというピノンに、「だ・め・よ」と断るエレナ。
「あなたには あなたの冒険があるわ ピノン・・・」
そして海岸へ向かい、エレナとモンバ達の船出を見送ります。
エレナはお城のみんなにはピノンから別れを伝えてほしいとお願いしました。
それを快諾したピノンですが、ルナとはあれ以来会えていないようです。
モンバはピノンとマルコに船に乗らないかと誘いますが、二人共それを断ります。
絶対にまた遊ぼうな、とモンバと約束をして、レムナスは旅立って行きました。
まだ岩場で様子を見ていたガミガミ魔王様は自分で語りを入れて一枚絵で締めようとしますが、最後にデフロボの爆発オチをかましてくれました。
各々の旅立ちが描かれ、物語はひとまずの終幕を迎えます。
そして、スタッフロールへと。おつかれさまでした。

□その後
波打際。見慣れた海岸に、ピノンとマルコ、そしてパプーが佇んでいると、笛の音が聞こえてきます。
「ルナだ!」
「行こうぜ!」
「うん!」「パプー!」
3人は音のする方へと駆け寄ります。
「ねぇ・・・
あのとき おかあさんは 私になにを言いかけたのかな・・・ あのとき・・・ いつか私なら・・・って」
風を感じ、波の音を聞きながら、ルナは言葉を続けます。
「潮騒は大切な人を呼ぶ声なんだって」
続く言葉を紡ぐ、ピノン。
「離ればなれになった家族や 好きな人を呼ぶ―― 妖精さんの哀しい声・・・」
それを聞き、ピノン達に促すルナ。
「・・・耳を澄ましてみて」

「哀しい声なんかじゃないよね! だって・・・ だって こんなに心が安らぐもの・・・」
「おかあさん」
ルナは海へと呼びかけました。
「ルナ 行こう!」
「行こうぜルナ!」
「うん!」

こうして月の掟をめぐる冒険は終わりましたが、ピノン達にはまだたくさんの冒険が待っているのです。




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